欧州で病院直行の悲劇「レッドカードを受けるべきだった」 波紋を呼んだ危険プレー…審判長が説明

PSVルベン・ファン・ボメル【写真:ANP Photo/アフロ】
PSVルベン・ファン・ボメル【写真:ANP Photo/アフロ】

アヤックス対PSVの終盤に起きた激しい空中戦が現地で大きな波紋を呼ぶ

 オランダ1部PSVに所属するFWルベン・ファン・ボメルは、現地時間9月5日に行われたアヤックス戦の終盤に見せた激しいプレーが大きな波紋を広げている。米スポーツ専門局「ESPN」は、エールディビジの審判長を務めるレイモン・ファン・メーネン氏がファン・ボメルに対して「レッドカードを受けるべきだった」との見解を示したと報じた。

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 問題の場面は試合の終盤に起きた。空中戦の際にファン・ボメルがアヤックスのアーロン・バウマンに対して激しく衝突。現場で笛を吹いたサンダー・ファン・デル・エイク主審はこの接触を危険な状況とはみなさず、不運なアクシデントと判断してカードの提示には至らなかった。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を務めたポル・ファン・ボーケル氏も、リプレイの確認において肘が当たっているかどうかに注目していたという。肘の突き出しが見られなかったことから主審を画面確認へ呼び出すことはなく、ピッチ上の判定がそのまま支持される形となった。

 しかし、審判長を務めるファン・メーネン氏は異なる見解を示した。「ファン・ボメルは非常に強い力とスピードでこの空中戦に入り、相手の安全を脅かす危険を生じさせた。それならばレッドカードだ」と指摘し、退場処分が科されるべきだったと評価している。

 さらにメーネン氏は「肘がどうこうといったこととは関係がない。このケースでは彼の身体そのものが“武器”となっていた」と語り、接触の衝撃と危険性を重視すべきだったと主張した。

 なお、激しい衝突を受けたバウマンは試合終了後に直接病院へ搬送され、医療チェックを受けている。判定の妥当性を巡り、現地では大きな議論が続いている。

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