開幕3連敗で得た教訓「絶対に無駄にしない」 40歳の西川周作が実感…守備陣の「危機感」

西川周作が鹿島戦で好セーブを連発した【写真:徳原隆元】
西川周作が鹿島戦で好セーブを連発した【写真:徳原隆元】

西川周作が好セーブでゴールに鍵をかけた

 浦和レッズのGK西川周作は、J1リーグ第6節で鹿島アントラーズとアウェーで対戦したゲームを今季初の無失点で終え、チームは鹿島戦に12試合ぶりの勝利を挙げた。試合を終えた守護神は「本当にみんなの頑張りで無失点に抑えられた」と話した。

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 今季初めて試合のスタートから3バックで入ったゲームは、前半20分にコーナーキックからオウンゴールにより幸運な面もある先制点を手にした。その後は鹿島の攻勢を受ける展開が多くなったが、西川はクロスへの飛び出しやシュートブロックで安定感を見せ、最後の最後で訪れたFWレオ・セアラのシュートを味方が必死にブロックしたボールが自身の頭上を越えてゴールに入ろうかという大ピンチもギリギリのところで弾き出した。

 そして、今季開幕からリーグ5試合を全て複数失点していたチームは、直近11戦未勝利だった鹿島に対して1-0の勝利を収めた。敵地での勝利となると、2016年以来の10年ぶりだった。

 その間の歴史を知る西川は「2025年にも最後に決められた試合がありました。本当に最後まで気が抜けない相手だと思っていたので、ピンチは必ず訪れると考えながら、いつもどおり覚悟を持って守ることができました」と話す。そして「本当に3連敗して、その経験が今、生きていると思います。絶対に無駄にしないという思いで毎試合戦っています。本当にみんなの頑張りで無失点に抑えられたと思いますし、まだまだ失点を減らしていかなければいけません。これを一つの良いきっかけにして、次も勝ちたいと思います」と振り返った。

 今季、西川自身は決定機をシュートストップする場面も多かったが、ゴール前のGKが止めるには厳しいところまで入り込まれての失点が多かった。そうした部分からの変化について「ゴール前での強度は、開幕してからずっと課題でした。そこはみんなで意識していました。両脇の選手のスライドの速さも、今日はみんなが意識していたと思います。後ろに余っている選手がいない分、危機感を持ち、一人ひとりが寄せるスピードを上げたり、身体を投げ出したりすることができていたのではないかと思います」と、守備の向上についても手応えを得ていた。

 浦和は開幕3連敗の後に3連勝を収めて、ミッドウィークの試合が2週続く連戦を終えた。雨中の激闘となった鹿島とのバトルを制した西川は、トレードマークの笑顔をようやく見せながらスタジアムを後にしていった。

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