4試合連続出番なしのカズ「残念」 チームは今季初の勝ち点「負け癖を払拭することが大事」

福島は奈良クラブと2-2のドロー
J3福島ユナイテッドが開幕4戦目で初めて勝ち点を手にした。福島は8月29日、ホームとうスタで奈良クラブと対戦。後半25分までに0-2とリードを許したものの、29分にFW岡田優希、31分にFW奥田晃也が連続ゴールして2-2で引き分けた。FWカズはリーグ戦で3試合ぶりにベンチ入りしたが、出場機会はなかった。
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開幕から3試合連続逆転負け。目標のJ2昇格のためにも、絶対に必要な勝ち点。追いついて勝ち点1を手にしたが、さらに勝ち越すことはできず。寺田周平監督は「何が何でも勝ち点3をとりたい試合だった。結果として2失ったことは残念だし悔しい」と振り返った。今季3得点目を決めた岡田も「追いつける底力は見せることができたけれど、昇格を狙うのは足りない」と逆転できなかったことを悔しがった。
カズも「勝てなかったのは残念」と言いながら、この1試合だけではないシーズンを通しての戦いにも言及した。「追いつかれたのではなく、追いついたから」と話し、開幕3連敗を振り返りながら「負け癖を払拭することが大事。だから、負けなかったことが大きい」と話した。
プロ41年目、何度もチームの降昇格を味わってきた。「昇格するチームには何か特別なムードがある。クラブだけでなく、サポーターや地域、メディアまで巻き込んだ何か普段とは違う雰囲気ができるんだよね」と話したこともある。年間38試合のリーグ戦を見据えての戦い。数多くの昇格争い、残留争いを経験してきたからこそ「流れ」を大切に考える。
「ここで負け癖が払払拭できたとすれば、次の試合で勝つことが大事」とカズ。この日、クラブ史上2番目の観客数となる5860人のファンが集まった。2-2となった直後、大歓声とともに揺れたスタンド。サポーターも待ち焦がれる初のJ2に向けて、次節9月5日のアウェー群馬戦では勝ち点3が欲しい。
(荻島弘一/ Hirokazu Ogishima)
荻島弘一
おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。




















