J1にブラジル人が10人在籍「ギャップはある」 クラブハウスで異例の光景も「関係なくやれている」

京都DF福田心之助は川崎戦で1ゴール1アシスト
今シーズンよりランコ・ポポヴィッチ監督が率いる京都サンガF.C.は、8月15日のJ1第2節・川崎フロンターレ戦で2-2と引き分け、勝ち点1を手にした。1得点1アシストを記録し、今季初の勝ち点獲得の立役者となったDF福田心之助は、約1年ぶりとなった自身のゴールについて「アップと同じような弾道で蹴ることができた」と、振り返った。
前半11分にFWアレックス・ソウザが負傷交代となり、前半の終了間際に先制されるという展開のなか、京都は後半から反撃に転じる。そのなかで後半9分、ハーフタイム明けにピッチに送り込まれたFW奥川雅也の落としを、福田が鮮やかなミドルシュートでゴールに決めた。
奥川にボールが入った時から「シュートしか考えていなかった」と言う福田は「ちょうど今日のアップの時に、まったく同じような弾道でゴールに決まっていたので、本当にそのまんまのシュートというか、良いイメージを持って蹴れました。長崎戦の課題としてシュートが少なかったことがあって、ミーティングでも『どんどんシュートを狙っていけ』という言葉もあったので、ああいうところに入って行き、決めていくのが自分の目指すスタイルでもあるので、今日はそこが出ましたし、もっと出していきたいと思います」と、迷わずに決められた一発を振り返った。
その4分後には、右サイドで長い距離ボールを運び、FWラファエル・エリアスのゴールを右サイドからのクロスでアシストした。「スカウティングでも、あそこは持ち上がれるというのがあったので、運べるところまで運んで、最後はどうしようかなと思いました。ラファエルが、うまくプルアウェイで相手から距離をとっていたので、僕はああいうボールを出すタイプではないですけど、自分のイメージと全部のモーションがすべて合ったので、僕らしくないっちゃ、僕らしくないですけど、ああいうプレーも増やせていけたらいいなと思っています」と、手応えを口にした。
その後、追い付かれてシーズン初勝利とはならなかったものの、あらためてラファエル・エリアスは高い得点力を示した。今季、京都のキャプテンマークを巻くブラジル人FWについて、福田はピッチ外でも大きな役割を果たしているという。
今季の京都はJクラブとして史上最多となるブラジル人選手10人が在籍している。なかなか、まとまるのが難しそうに思われるが、福田は「確かに言葉の壁だったり、プレーの文化というか、ギャップはあります」と認め、「ブラジル人がトレーニングルームを独占することもあります。そこにはモニターがあるんですが、そこでブラジルリーグが常に流れています。そこもブラジル人の良さというか、良い意味でリラックスしてやってくれると思います」と、今季のチームに起きている変化を明かした。
それでも、問題はないという。「ポポさんをはじめ、コーチングスタッフも、ブラジル人選手と日本人選手の共存というか、うまくクリエイティブに絡むことを望んでいますし、日本人、ブラジル人、関係なくやれるべきことをやる選手が試合に出るべきと示してくれるので、出ている選手がベストの選手と思ってやれています。それにキャプテンのラファエルが、しっかり僕ら(日本人)とブラジル人選手の橋渡し役をしてくれていて、そこはすごく彼にしかできない役割だと思います」と、ブラジル人キャプテンの重要性を口にした。
次節、ようやくホームスタジアムのサンガスタジアムで試合ができる京都。福田は「楽しみですね。シーズン移行してから初めてのホームゲームで、本当に夏場はサウナのような暑さになるのでどういう展開になるか分かりませんが、まだ勝ち点3を獲れていないので、ホームである以上、勝ち点3をファン・サポーターに届けたいなと思います」と、意気込んだ。ポポヴィッチ監督の下、多くのブラジル人選手を擁する今季の京都が、どんな試合をホーム開幕戦で見せるか注目だ。






















