4失点で連敗…浦和監督が指摘「意識の問題です」 浸透されていない”共通認識”「勝つ確率は下がる」

浦和はホームで広島に1-4で敗戦
浦和レッズは8月15日にホーム開幕戦となったJ1第2節のサンフレッチェ広島戦に1-4で敗れた。2連敗のスタートになった曺貴裁監督は「2試合連続で前半の終わり際に失点しています」と、勝負を分ける時間帯でのプレーに言及した。
浦和は8月7日の開幕戦を敵地でガンバ大阪と対戦し、約70分間を10人で戦うゲームながら一時はリードするなど熱戦を繰り広げ3-4で敗れた。そうした点では、数的不利でも好戦的なプレーを貫いたゲームからの期待感も手伝ったと見られ、浦和によると試合2日前時点で約4万6000枚とされていたチケットの発券枚数は、試合当日には約5万2000枚まで増加。最終的には4万8707人の大観衆の中でのゲームになった。
一進一退の立ち上がりだったが、サイドチェンジから崩されて前半16分に失点した。それでも前半22分にFW南野遥海のフリーキックが相手のオウンゴールを誘い1-1の同点に追いついた。しかし、前半終了間際にゴール前で細かくパスをつながれると、守備陣の対応に緩慢さも見られる中でペナルティーエリア内で受けたDF塩谷司にうまくかわされて右足シュートを決められた。
これにより1点ビハインドの後半開始になり、修正も施したもののピンチの多い展開になった後半に2失点を喫して1-4の敗戦で終えた。開幕2連敗であり、2試合連続の4失点というスタートになった。
試合後の曺監督は「この敗戦に立ち止まらず、次に向かっていくしかありません。自分たちが望んでいたスタートではなかったと思いますけど、前向きにというか、それが正しい言い方かは分かりませんが、次からまたやっていきたいと思います」と話した。
一方で、曺監督はゲームを分ける部分として「勝つ確率を上げるためには、一人ひとりの選手が自分のプレーを考えなければいけません。2試合連続で前半の終わり際に失点しています。これは、ほぼ戦術の問題というより、意識の問題です。この時間帯に何をしなければいけないのかという共通意識が、まだまだ浸透していません。そこが足りなければ、当然、勝つ確率は下がります。チームの構成というよりも、チームの中で、まだそういうところに高い温度で臨めていないことが現状だと思います」と言及した。
そのうえで「次に向かって、間違いなくすぐに修正しなければいけないところです。監督としては、ある意味、非常に情けない言い方になりますけど、こういった4失点を続けてしまうことは、僕の記憶が正しければ、あまりありません。ただ、それくらい、今はチームと向き合い、何とかしなければいけない時期なのだと改めて思います」と、話していた。
広島が見せたサッカーと完成度の差を見せつけられたのも事実でありながら、サッカーにおいて勝負を分けやすい時間帯やプレーで甘さを出した面もあった。第3節ではFC町田ゼルビアとの対戦が待つが、浦和がどのような姿を見せられるのか注目される。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)























