バイエルン監督が日本サッカーに感銘「世界にも良い事例」 RB大宮に4-1で勝利も「洗練されている」

バイエルンMF谷川萌々子は後半18分までプレー
RB大宮アルディージャWOMENは、7月25日にバイエルン・ミュンヘンWOMENと国際親善試合を行った。女子ではまだまだ少ないクラブチームレベルでの国際試合を終え、両チームの監督や選手もその意義を語った。
【PR】ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、最初の3ヶ月・月額980円で国内外の世界最高峰サッカーコンテンツが視聴可能に!
バイエルンにはなでしこジャパン(日本女子代表)MF谷川萌々子が所属していることもあり、スタジアムには谷川のネームが入ったバイエルンの赤いユニフォームを着用したファン、サポーターの姿もあった。6505人の観衆が詰めかけた中、谷川は後半18分までプレー。バイエルンが4得点を挙げて実力を示したが、大宮も後半に今季新加入のMF髙橋佑奈のクロスをMF宗形みなみが頭で合わせて1点を奪った。
大宮の柳井里奈監督は、バイエルンが昨季の国内リーグでわずか9失点だったことを挙げ「まずは必ずゴールを目指そう、1点を取るというところは選手たちと共有していました」と話した。そのうえで「世界最高のチームに自分たちのスタイルを出しながら90分戦えたのは、シーズンに向け実りのあるものだったと思う。やるべきことも明確にあったし、それは取り組んでいければ。バイエルンが来てくれたこと、谷川選手のプレーが素晴らしかったこと、6500人のお客さんの前でそういうプレーを出せたことはポジティブに捉えている」と話した。
また、バイエルンのホセ・バルカラ監督は「日本サッカーには非常に大きなリスペクトを持っています。全ての選手が非常に高いベースがあり、ボールを持つことを恐れていません。チームは非常にオーガナイズされ、洗練されていると思います」と評価した。またスタジアムの空気感について「素晴らしい雰囲気をファンの方々が作ってくれたと思います。我々も、大宮も応援してもらったと思う。両チームをリスペクトしていると感じるし、世界にも良い事例になっていると思います」と話していた。
大宮は2024年に飲料大手レッドブルに株式が移譲され、サッカーのスタイルも世界的な「レッドブル・グループ」に沿う形になっている。女子チームの強化も進み、昨季はWEリーグカップ準優勝と初タイトルに近づいた。
そうした中でのバイエルンと戦う機会で、柳井監督は「1つの駆け引きはもっと上げていかないと難しい。そこは課題でもあると思うし、攻守にチームで連動すること。緩みが出ると確実に突かれることも含め、それは真摯に受け止めたい。個々の局面で競り勝てた場所もあったと思う。そういう部分は、個々に自分の強みがどこにあると感じてもらえれば、それを伸ばしながらやっていきたい」と、選手たちに与える好影響に触れていた。
バイエルンの選手たちの反応について、谷川は「会場にも本当にたくさんの方が来てくれて、チームメイトもみんな楽しんでいました。みんな『日本が好き』と言っていました」と笑顔を見せていた。男子では数多く実施されるようになったクラブ単位の国際親善試合だが、女子でもその数が増えてくればWEリーグにとっても新たな刺激が加わり、レベルアップやファン層の拡大にもつながる可能性を秘めていると言えそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















