閉幕から1週間…VAR不介入に募る不満「接触を誘発」 海外メディアが誤審非難「PKであるべきだった」

米紙がピックアップした「10の誤審」
熱戦の幕を閉じたFIFA北中米ワールドカップ(W杯)において、ペナルティーキック(PK)を巡る判定が依然として議論を呼んでいる。米メディア「ジ・アスレチック」は現地時間7月22日、今大会の判定を検証。カナダ代表と南アフリカ代表の一戦でPKが与えられなかった場面を、大会を象徴する大きな誤審の1つとして伝えている。
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入基準が問われるなか、同メディアが明らかな見逃しとして指摘したのが、カナダ代表と南アフリカ代表が激突した一戦でのペナルティーエリア内の攻防だ。
ボールを持って攻め込んだカナダ代表のリッチー・ラリアに対し、南アフリカ代表のDFクリソ・ムダウが鋭いタックルを試みた。しかし、この守備はボールを奪うには至らず、結果的に突き進むラリアを不当に倒すだけのプレーとなってしまった。それにもかかわらず、この決定的な場面で主審の笛が鳴ることはなく、ノーファウルの判定が下された。
同メディアは、現場の審判団とダラスにいるVARチームがこの交錯について、「ラリアが接触を誘発したか、あるいは自然な交錯だったと判断したのだろう」と、介入を見送った背景を推測している。
しかし、映像で確認できる明確な接触があったにもかかわらずファウルが見逃された事実に対し、「これはPKであるべきだった」と明確に綴り、テクノロジーが正しく介入しなかった事態を重く見ている。明白なエラーを是正するというVAR本来の目的が果たされなかった事例として、大会閉幕後も波紋を広げている。
page1 page2



















