Jクラブに合計3652万が還元 W杯出場でJFAから…小学年代の街クラブや少年団へも

日本サッカー協会が国内チームに対する「育成還元金」が公表【写真:徳原隆元】
日本サッカー協会が国内チームに対する「育成還元金」が公表【写真:徳原隆元】

育成還元金が公表

 日本サッカー協会(JFA)から、北中米共催ワールドカップ(W杯)に出場した選手たちについて、12歳から21歳に所属した国内チームに対する「育成還元金」が公表された。

 これは、W杯に出場した1人の選手に対し、12歳から21歳の10年間に対して1年当たり30万円で満額300万円が支払われるもの。発表の資料では4種(12歳)、3種(13歳から15歳)、2種(16歳から18歳)、1種(19歳から21歳)に分類されて整理された。海外クラブには入らないため、今回の26選手に対する合計額は7095万円となっている。

 その中では、川崎フロンターレがDF板倉滉とMF田中碧が下部組織からプロまで全ての期間を過ごしているため、両者とも満額の合計600万円で今回では最高額となった。DF伊藤洋輝、FW小川航基、FW後藤啓介の3人が所属した時期のあるジュビロ磐田が合計450万円で2位。MF鎌田大地、MF堂安律、MF中村敬斗の所属歴があるガンバ大阪が合計322万5000円で3位だった。

 これらのような形で、下部組織での所属を含めJリーグクラブは3652万5000円と、全体の約半額ほどとなった。特に中学年代以降の育成組織の充実ぶりは、こうした部分でも表れている。

 Jリーグを除くと、DF渡辺剛とFW前田大然を輩出した山梨学院大学付属高校に180万円、GK早川友基とDF長友佑都を輩出した明治大学に180万円とされ最高額で並び、全体の10位タイだった。

 各選手の12歳(小学6年生)の所属クラブにも30万円が入るため、多くの街クラブや少年団の名前も並んだ。日本サッカーの育成に関わるグラスルーツの重要性も感じさせられる表になっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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