過剰介入に「間違いなくノーだ!」 米メディアが徹底糾弾…テクノロジーの「境界値はもっと高くあるべき」

北中米W杯DRコンゴとウズベキスタンの一戦に物議【写真:ロイター】
北中米W杯DRコンゴとウズベキスタンの一戦に物議【写真:ロイター】

米紙がピックアップした「10の誤審」

 熱戦の幕を閉じたFIFA北中米ワールドカップ(W杯)において、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入基準が依然として物議を醸している。米メディア「ジ・アスレチック」は現地時間7月22日、今大会の判定を検証。コンゴ民主共和国代表対ウズベキスタン代表戦でゴールが取り消された場面について、「介入の境界値はもっと高くあるべきだ」と指摘した。

 相手ゴールからまだ60メートル以上も離れた位置で、DRコンゴ代表のナタナエル・ムブクがウズベキスタン代表のシェルゾド・ナスルラエフに追走されていた場面。この時、ムブクは自身のスペースを守るために腕を後ろへ伸ばし、その手がナスルラエフの首や顔の側面に軽く接触した。プレーはそのまま続き、その後DRコンゴが見事にゴールネットを揺らしたが、ここでVARが介入。直前の接触がファウルと判定され、得点は無情にも取り消される結果となった。

 同メディアはこの一連の判定について、ムブクの腕を使った行動を「自身のスペースを守る正当な権利」と擁護。VARが介入すべき事象であったかという問いに対しては、「間違いなくノーだ」と断言している。

 さらに、微細な接触を理由にゴールを取り消したことに対し、「このような状況での介入の境界値はもっと高くあるべきで、ファウルがイエローカードかレッドカードに値する場合のみ介入すべきだ」と厳しく評価。本来プレーを流すべき軽微な接触に対してまで、過剰に介入するVARの現状を強く問題視した。

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