なぜ大岩監督が“継承”「メリット、デメリットがある」 見据えた世界で勝つ「適正」…宮本会長「一貫性高める」

森保監督がアジア杯まで指揮
日本サッカー協会(JFA)は7月24日、都内で日本代表監督についての記者会見を行った。来年1月開催のアジアカップまでの契約延長となった森保一監督、宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長が出席した。目標としてアジア杯の優勝を森保監督に託し、ロサンゼルス五輪出場を目指すU-21日本代表・大岩剛監督が同大会以降にA代表を兼任。人事選考の理由は「日本代表として世界と戦い続ける文化を発展させること、方向性を実現していくうえで大岩監督はこれまでの実績成果によって適正を示している」。なぜ“世界で勝てる”と判断したのか、宮本会長が説明した。
JFAは23日に森保監督が来年1月から2月にかけてサウジアラビアで開催されるアジアカップまで、続けて指揮を執ることを発表。同大会終了後は、2028年ロス五輪出場を目指すU-21日本代表監督の大岩氏が、兼任で務めることもあわせて発表された。
山本技術委員長は、森保監督から大岩監督に“継承”する理由として「私たちに必要なことはゼロから作り直すことではない、これまで培ってきた経験、情報、信頼関係、代表とアンダーカテゴリの連続性を継承しながらさらにその先へ進むこと、若い選手の突き上げを作ること、より多くの選手をラージグループとして育てること、アンダーとの一貫性を高めること」として「日本代表として世界と戦い続ける文化を発展させること、方向性を実現していくうえで大岩監督はこれまでの実績成果によって適正を示している。アンダーカテゴリの育成と成果、世代交代への取り組み国際大会の経験、日本サッカーへの理解、大岩監督が体現できる人物であると判断した」と話した。
大岩監督は2018年に鹿島アントラーズを率いてアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を達成。2021年12月からパリ五輪を目指すU-21日本代表の監督に就任し、ベスト8入り。2028年のロス五輪に臨むU-21日本代表の監督としては、26年1月のU-23アジア杯では21歳以下の選手たちで2連覇を達成した。“世界で勝てる”監督だと判断した理由について、宮本会長は「長くやることのメリットとデメリット、両方がある。新しい空気もどこかで必要と考えた時に、大岩監督にお願いした。世界で勝つには、我々の力を上げないといけない。大岩監督とよい選手、よいチームを作っていきたい」と、説明した。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)




















