中井卓大が明かすJ2今治加入の“経緯” 6月半ばに打診…日本が「海外みたいな感覚」

今治に加入した中井卓大【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
今治に加入した中井卓大【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

9歳から12年間プレーしたスペインから帰国し、Jリーグに初挑戦する

 今夏の移籍市場でJ2のFC今治に加入したMF中井卓大が、北海道室蘭市でのキャンプ中に取材に応じた。9歳から12年間プレーしたスペインを離れてのJリーグ初挑戦となるが、「日本に帰ってくるというよりかは、日本でやるのが海外みたいな感覚」と独特の表現で新天地での決意を語った。

 移籍の背景には、スペインで上位カテゴリーへのステップアップに大きな壁を感じていたことがあった。「違う経験を積んで、違うところでやって、また帰ってくるほうがいいのかなとずっと思っていた」と胸の内を明かす。6月半ばに練習参加の打診を受け、岡田武史会長の存在や監督がスペイン人であることも後押しとなった。「スペインサッカーでしっかり自分の良さを出せる場所なのかなと思って、ここに決めた」と加入の経緯を説明した。

 久しぶりの日本については「強度は高い気がする」と練習で感じたことに触れつつ、「ご飯も美味しいですし、人も親切。日本人ならではの唯一無二の親切さがある」と充実感を口にする。幼少期からメディアの注目を集めてきたため、ファンからは「ゴツなったな」「こんなにデカいんや」と体の大きさに驚かれることが多いという。それでもプレッシャーを意に介さず、「注目されればされるほど調子は上がるタイプ」と頼もしい。

 現在のプレースタイルについても変化を語る。幼少期のイメージが先行するなか、「身長も自分が思っている以上に伸びた。その場のコントロールだったり、プレーのダイナミックさは自分しか持っていないのかなと思っている」と自身の武器を分析する。理想像として「スペインでいうロドリ(マンチェスター・シティ)みたいなプレーヤーになれたら」と明かし、さらなるスケールアップを見据えている。

 自身のインスタグラムには「ありがとう、スペイン。さよならではなく、またね」と綴っており、視線は未来へ向かっている。「4年後のワールドカップもスペインなので、自分的にはホームなのかなと思っている。ちょっと気合い入れなあかんなという感じ」。Jリーグで躍動し、ワールドカップの舞台、世界の舞台に戻るための挑戦がここから始まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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