Jでも導入の5秒ルール「あくまでAPTを長く」 ロングスロー”に”影響大”か「待つことはしません」

北中米W杯では新ルールが導入されていた【写真:ロイター】
北中米W杯では新ルールが導入されていた【写真:ロイター】

JFAがレフェリーブリーフィングを実施

 日本サッカー協会(JFA)は7月21日にレフェリーブリーフィングを実施。新シーズンに向けたルール変更やレフェリングが確認される中で、スローインの5秒ルールとロングスローの兼ね合いなどが説明された。

 北中米共催ワールドカップ(W杯)で先駆けて導入されていた新ルールでは、スローインやゴールキックに5秒の制限が加わった。これに違反すると、スローインの場合は相手ボール、ゴールキックの場合は相手コーナーキックが与えられる。

 佐藤隆治JFA審判マネジャーは、大前提として「あくまでも罰則を与えたいためではなく、ゲームのテンポを速めてAPT(アクチュアル・プレーイング・タイム)を長くするため」のルールだと説明。主審が5秒のカウントダウンをする際も、「常識的に考えて、もうスローインができる、ゴールキックができる」という状態からスタートすると話す。

 その中でポイントになるのが、あくまでもカウントダウンのスタート地点は「リスタートを行う選手がプレー再開できる」状態であり、ボールを受ける選手の準備まで含めて整うことではないとした。例として、ゴールキックを短くつないで始めようとしたところ、相手のプレスがあってロングキックに切り替える時などに「選手たちが前方に出ていくのを待つわけではないです」と説明している。

 同様のことが、ロングスローにも言える。佐藤マネジャーは「ロングスローでセンターバックの背の高い選手、ヘディングが強い選手が当然ゴール前に上がってきます。ただ、上がってくるまで待つということは、基本的にはしません。考え方としては、ボールを持ってロングスローができるような状態になれば、それはカウントの対象になります。したがって、ボールを受け取って、ボールを丁寧にタオルなどで拭いていれば、ロングスローは必ずタオルを使っていいということではないですから、当然カウントします」と話した。

 W杯でも導入された交代などの時間制限も、日本の新シーズンから同様に導入される。最初の時期に起こる混乱を避けるためのオフシーズンの取り組みについて、佐藤マネジャーは「キャンプ地にいって各クラブへのルール講習会や、トレーニングマッチのレフェリングをしてディスカッションしながら伝えている」と説明していた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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