ミランが中国遠征メンバー26人を発表 攻守の要不在で伊メディアはさらなる改革予想

技巧派レフティーのスソ、イタリア代表DFロマニョーリに退団の可能性が浮上

 ACミランは13日、インターナショナル・チャンピオンズカップ出場のため中国遠征に参加する26人を発表した。一方で、2人の攻守の要がメンバー外となり、イタリアメディアでは放出の可能性が報じられている。

 ミランは日本代表MF香川真司が所属するドルトムント、ドイツ王者バイエルンと中国で親善試合を行う。このメンバー26人に昨季7得点9アシストの活躍を見せた技巧派レフティーMFスソ、そしてイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの名前はなかった。

 ミランはユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの獲得に動いているとされる。イタリアテレビ局「メディアセット・スポーツ」によれば、ミランはすでにボヌッチと個人合意に達しており、ユベントスには移籍金に加え、ロマニョーリを供出するという。

 そして、昨季右ウイングのレギュラーに定着したスソにも電撃移籍の可能性が浮上しているようだ。イタリアサッカー専門メディア「トゥットメルカート・ウェブ」によると、昨季プレミアリーグ2位のトットナムが正式オファーの準備を進めているという。

 すでに移籍市場で1億ユーロ(約130億円)を投入し、FWアンドレ・シウバ、MFハカン・チャルハノール、フランク・ケシエ、DFマテオ・ムサッキオ、リカルド・ロドリゲスら実力者を獲得。現地メディアはさらなる改革も予想しており、新生ミランの動向に注目が集まる。

 

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