ハメス電撃移籍を実現した両者の“繋がり” レアルとバイエルン間の移籍は通算7度目

ハメスが期限付きでバイエルンに加入、両チーム間での移籍は14年クロース以来とスペイン紙報じる

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、急転直下でレアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンへの買取オプション付きの期限付き移籍が決定した。両クラブ間の移籍は通算7度目で、なおかつ両軍を率いた指揮官もいると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 両者の間で移籍が成立した最初のケースは、1974-75シーズンにバイエルンで活躍していた当時西ドイツ代表のMFポール・ブライトナーだった。しかし、その後長らく移籍は成立せず、両クラブに所属した選手としては90年代後半にレアルに所属したブラジル代表MFゼ・ロベルトが、レバークーゼンを経由した後にバイエルンに加入したくらいだった。

 移籍が活発化したのは2009年、オランダ代表FWアリエン・ロッベンからだ。レアルで背番号10を着用していたロッベンは、移籍金2400万ユーロ(約31億円)でバイエルンへ。その後は元フランス代表MFフランク・リベリーとの“ロベリーコンビ”が猛威を振るった。

 バイエルンからレアルへの移籍は、近年ではトルコ代表MFハミト・アルティントップとドイツ代表MFトニ・クロースの二人だ。ただ、ジョゼ・モウリーニョ監督体制の2011年に加入したアルティントップは、ほとんど出場機会を得られぬまま1シーズンでマドリードの地を去った。その一方で、14年に加入したクロースは今や中盤に不可欠な存在となっており、明暗がくっきり分かれる結果となった。

 

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