「落胆している」「プロ意識を持て」 移籍志願のレスターMFに指揮官が不満表明

“魔術師”マフレズに正式オファーが届かないままチーム練習に合流

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは移籍を志願していたが、正式オファーが届かないまま7日のチーム練習に合流した。クレイグ・シェークスピア監督は魔術師に対して「落胆している」「プロ意識を持て」と不満を表明し、個人面談を持つ方針を明らかにしている。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 2シーズン前に奇跡の優勝の立役者となりプレミア選手協会MVPにも選出されたマフレズだが、レスターへの忠誠心に疑問の声が上がっている。「次のステップに進む時だ」とかつて公言し、アーセナル移籍が浮上するなど、去就問題がくすぶりながらの合流となっている。

「選手が(移籍志願を)公にした時には、落胆するものだ。それと同時に、最近のサッカー業界のことも理解している。自分たちの置かれている状況は分かっている。彼にはプロ意識を持ってもらいたい。もっと重要なことに、彼はもっとチームに貢献し、サポーター、スタッフ、選手に示さないといけない」

 シェークスピア監督はマフレズについて厳しい意見を示している。優勝したシーズンは17ゴール10アシストと活躍したが、開幕前に去就問題の噴出した昨季は6得点4アシストと控え目なパフォーマンスに終わった。チーム首脳陣はマフレズにプロ意識とさらなる貢献を求めている。

 

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