長友佑都がチームに警鐘「予選敗退もある」 カタールの反省…“異例”選手ミーティングへ「今までなかった」

初戦はオランダと2-2で引き分けた
日本代表は現地時間6月14日、北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ初戦でオランダと対戦し、2-2で引き分けた。一夜明けた15日、ベースキャンプ地のナッシュビルで練習を行ったDF長友佑都は「結局、勝ち点1なので。慢心は絶対ダメ」と警鐘を鳴らした。
日本はW杯初戦でFIFAランクでは格上のオランダと対戦。前半はスコアレスで折り返した日本だったが、後半5分にDFファン・ダイクにヘディングでゴールを決められて先制を許した。直後の同12分にはMF中村敬斗のW杯初ゴールで一時は同点に追いつくも、同19分にはFWサマーヴィルに再び勝ち越しゴールを奪われた。それでも試合終了間際の後半44分に途中出場のFW小川航基のへディンがMF鎌田大地に当たってコースが変わり、劇的な同点弾となった。
長友は「もちろん評価できる所もあるんだけど」と前置きした上で、「僕らは優勝を目指しているチームなので、オランダ相手にもやっぱり勝つ力を持っていないといけない。しかもギリギリで追いついているので。結局、引き分けですから」と振り返った。
厳しい言葉を並べるのは、前回22年カタール大会の反省がある。初戦でドイツに2-1と勝利したものの、2戦目のコスタリカ戦ではまさかの0-1で敗戦。その試合には自身もスタメンで出場していた長友は「思えば何かやっぱり緩みとは思わなかったですけど、ドイツに劇的に勝利したことで、自分たちの中ではほっとしたというか緊張の糸が悪い意味で切れてしまった」と振り返った。
対戦するチュニジアは初戦でスウェーデンに1-5の大敗を喫した。カタール大会の時もコスタリカは初戦でスペインに0-7と大敗しており、2戦目の日本戦では反省を生かして堅い守備からカウンターで勝利をもぎ取った。
「シチュエーション的にちょっと似てるんですよね。今回もチュニジアはたぶん守備をしてくるということで同じ状況になるでしょうし。チュニジアは奇妙ですよね。本当に気を引き締めないと、足元すくわれる可能性が大いにあるなと。本当に予選敗退もありえる」
だが、あの時と違うのは自身をはじめ、カタール大会を経験している選手が多いということ。オランダ戦前の12日に選手ミーティングを実施したが、「(板倉)滉にはもう1回選手ミーティングをやった方がいいと伝えました。1戦目の次に、2戦目の前にするというのは今までなかったんですけど、やっぱりしないといけないので。僕らカタールを経験している選手たちもたくさんいるのは大きいですよ」。日本サッカーの蓄積を生かし、今大会初勝利を手に入れる。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)















