「鳥栖の名前を世界に…」 惜別アシストの鎌田、新天地ドイツでの飛躍誓う

「鳥栖が唯一声をかけてくれた」

 スタジアムに詰めかけたサポーターが鎌田の背番号である「7」を掲げるなか、セレモニーに臨んだ。愛妻と両親から花束を受け取った鎌田は「アドリブなんですけど……」と言いつつも、「僕の想いとしては、高校の時、サガン鳥栖以外チームがなくて、唯一声をかけてくれました」と感謝した。

 そして「1年目に森下(仁志)監督じゃないと今の僕はなくて、クソガキだった僕を面倒を見てくれて、本当に感謝しています。2年目からのマッシモ(・フィッカデンティ)監督は……キツイ練習でしたけど、僕の中身が増えましたし、海外に挑戦できる僕がいると思います」と二人の指揮官に感謝した。

「僕はサガン鳥栖を離れますけど、世界で活躍することでサガン鳥栖の名前も世界で見られると思うので、違う形でサガン鳥栖に貢献したいと思います」とも話した鎌田。その後は鳥栖イレブンからの激励も受けた鎌田は、MF長谷部誠も所属するフランクフルトで、新たな挑戦をスタートさせる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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