なでしこジャパン新監督に狩野倫久氏が就任 前監督の電撃退任で…コーチから昇格「世界一奪還を目指す」

なでしこジャパン新監督として狩野倫久氏が就任【写真:Imagn/ロイター/アフロ】
なでしこジャパン新監督として狩野倫久氏が就任【写真:Imagn/ロイター/アフロ】

直近までコーチや監督代行を歴任、内部昇格で新体制へ

 日本サッカー協会(JFA)は5月14日、なでしこジャパン(日本女子代表)の新監督として狩野倫久氏が就任することを正式発表した。3月29日にニルス・ニールセン前監督が電撃退任。4月の国際親善試合アメリカ女子代表戦で監督代行を務めていた狩野氏が、正式に指揮を執ることが決定した。

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 1976年7月6日生まれ、大阪府出身の狩野氏は、選手としてブラジルのS.E.パルメイラスなどでプレー。指導者に転身後は、佐川急便大阪SCやSAGAWA SHIGA FCでキャリアを積み、2015年からはJFAナショナルトレセン(女子)のコーチを務めるなど、長年にわたり女子サッカーの発展に尽力してきた。

 近年は世代別代表での実績が目覚ましく、2023年にはU-19/U-20日本女子代表監督として第19回アジア競技大会で優勝を達成。2024年のFIFA U-20女子ワールドカップでは準優勝に導くなど、若手育成と結果を両立させてきた。2024年10月の韓国戦からなでしこジャパンのコーチに就任し、現場での信頼も厚い。

 JFA Proライセンス(旧S級)を保持する狩野氏は、育成年代からトップカテゴリーまで熟知する存在だ。世界の女子サッカーが進化を遂げるなか、日本伝統の連動性に加え、個の強さを磨き上げる新体制の舵取りに注目が集まる。

 狩野倫久監督のコメントは以下の通り。

「なでしこジャパンの新監督にご指名いただき、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。

近年、世界の女子サッカー界は目覚ましい発展と進歩を遂げています。競技レベルは年々向上し、インテンシティが高く、スピードやパワーといった高いアスリート能力に加え、ピッチでは高度なチーム戦術を用いての攻防が世界のスタンダードとなり、戦術理解度もより一層求められる時代となりました。

 世界の頂点に立つためには、これまで積み上げてきたなでしこジャパンの強みである攻守における連動性や献身性をさらに磨きながらも、攻守での1対1の局面や、一つ一つの球際でのバトルに勝ち切る強さ、チーム・グループにおける個をさらに上げていく必要があると感じています。

 攻守ともにアグレッシブにタフで逞しく躍動するなでしこジャパンの姿をピッチでお見せし、ファンやサポーターの皆さまが『もう一度見たい』、『応援したい』と思っていただけるよう全力で努めます。

 私は、今の日本の女子選手たちには大きな可能性があると信じています。なでしこジャパンの監督として、世界一奪還を目指すとともに、日本国内でも女子サッカーがさらに盛り上がるよう、日本女子サッカー界全体の発展に貢献できるよう誠心誠意取り組んでまいります」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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