浦和がホーム磐田戦で屈辱の4失点、GK西川が痛恨のミス リーグ戦連敗、3試合勝利なしで8位転落

GK西川がミスから2失点、悪夢の誕生日に

 しかし、浦和はここからミスでリードを手放してしまった。同23分、浦和のコーナーキックがつながらずに磐田FW川又にクリアされると、それがそのままMFアダイウトンへのカウンターにつながる絶妙なパスになった。カバーに飛び出した西川はアダイウトンより先にボールにコンタクトしたものの、クリアはアダイウトンに当たって浦和ゴール方向へ。それを再度確保したアダイウトンが難なく決めて同点となった。

 さらに同29分、磐田は途中出場のMF松浦拓弥が右サイドからアダイウトンとのワンツーで抜け出すと、左足シュートをニアサイドに流し込んで3-2と逆転に成功。浦和はそれまでに途中出場していたFWラファエル・シルバに加えてFWズラタンを入れて攻撃態勢に出たが、直後の同35分には磐田が左サイドから浦和守備陣を突破。抜け出した松浦がこの日2点目のゴールを決め、4-2とリードを広げた。

 試合はこのままタイムアップとなり、浦和は前節の柏レイソル戦に続く2連敗。清水エスパルス戦の引き分けに続き3戦勝ちなしとなった。この日が31歳の誕生日だったGK西川周作にとっては、痛恨のミスからの2失点を含む大量4失点と悪夢の1日になってしまった。浦和は1試合消化が少ないものの、今節の結果を受けて6位から8位へと転落した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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