脱税疑惑のC・ロナウドが名言披露、事態の沈静化図る 言わざるポーズ写真で1億人に呼びかけ

総額18億円の脱税疑惑、スーパースターがインスタグラムで動きを見せる

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが巨額の脱税に関わったとしてスペインのマドリード検察から起訴されたが、総額18億円の脱税疑惑について、スーパースターは名言を披露し、沈静化を図ろうとしている。

 スポーツ界最大のカリスマは現在スキャンダルの渦中にいる。レアル寄りで知られる「マルカ」紙は、ロナウドがクラブとの契約以外にもナイキ、ジョルジオ・アルマーニ、タグ・ホイヤーなどとスポンサー契約を結び、アンダーウェアやスポーツウェア、ホテルなども経営するなどサイドビジネスにも積極的に取り組んでいると言及。そのなかで2011年から2014年の間に脱税し、総計1470万ユーロ、日本円にして約18億円もの金額に及ぶと伝えている。

 イメージダウンも免れない嫌疑をかけられたスーパースターはついに動きを見せた。

「沈黙こそが最高の回答になる時もある」と自身のインスラグラムでは名言を披露。坊主頭にサングラス、両耳にピアスという強面で、右手人差し指を口元に置く“言わざるポーズ”を決めた写真を公開し、1億人以上のフォロワーに沈静化を呼びかけている。

 すでにロナウドのマネジメント会社「ジェスティフーテ」は「このサッカー選手が脱税を試みたことはないことは明らかだ」と声明を発表。所得を隠したことはないという主張を展開している。

 昨年9300万ドル(約102億円)の収入のあったロナウドだが、今回の言わざるポーズと名言で身の潔白を立てることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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