神戸がPK戦を制してACLEベスト4に進出 120分の死闘…2点ビハインドから大逆転劇

神戸がACLEベスト4進出【写真:(C) AFC】
神戸がACLEベスト4進出【写真:(C) AFC】

神戸がACLEベスト4進出を決めた

 ヴィッセル神戸は4月17日、サウジアラビアのジェッダで行われているAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝で、カタール1部アル・サッドと対戦。延長戦を終えても3−3で決着は付かず、PK戦スコア5-4で勝利した。

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 中東の強豪との大一番で、ミヒャエル・スキッベ監督は直近のリーグ戦の名古屋戦で激突して負傷して現地入りが遅れていたGK前川黛也とDFマテウス・トゥーレルも先発で起用した。

 立ち上がりの前半6分、神戸はアル・サッドのロングカウンターに先制点を奪われてしまう。元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがヒールで流したボールを起点に縦に速い攻撃を仕掛けられると、最後はFWラファ・ムジカにゴールネットを揺らされた。

 苦しい立ち上がりとなったが、時間の経過と共に神戸も徐々にチャンスを作っていく。前半24分にはDF酒井高徳のクロスにエースのFW大迫勇也がヘッドで合わせ、1-1の同点に追い付いた。その後も神戸は好機を作ったが、1-1のまま前半を終えた。

 後半に入ると、3日前にラウンド16のサウジアラビア1部アル・ヒラル戦で120分を戦っていたアル・サッドは運動量が落ちてくる。しかし、神戸がチャンスを生かせないなかで、後半15分にはアル・サッドが追加点を決めた。エリア内でロングボールを受けたフィルミーノが胸で折り返しのパスを出すと、これを受けたムジカがボレーシュートを決めて2−1と再びリードされた。さらに同21分にはまたもカウンターから失点。左サイドを突破したムジカから折り返しをフィルミーノにゴール前で合わされて、1−3とされた。

 選手交代も行った神戸は後半29分、エリア内に侵入したMF井手口陽介がGKのニアを抜くゴールを決めて1点差に詰め寄った。そして残り時間が少なくなると、アル・サッドのロベルト・マンチーニ監督は2ゴールを挙げていたムジカを下げて5バックに変更する。後半ATが3分しかなかったなか、神戸は守備を固めたアル・サッドを押し込むと、AT3分に右サイドからDF広瀬陸斗が上げたクロスを武藤がヘッドで押し込み、土壇場で3−3の同点に追い付いた。

 延長戦に入るとアル・サッドにチャンスを作られるが、GK前川がビッグセーブを見せてゴールを守る。結局、どちらもゴールを決められずに勝敗の行方はPK戦に委ねられた。PK戦で神戸は5人全員が成功し、5−4で準決勝進出を決めた。

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