日本人FW倒すも…退場回避のDF「幸運だった」 決定機阻止シーンに言及「レッドでもおかしくない」

フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】
フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】

上田綺世を倒したNECのDFフィリップ・サンドレル振り返った

 オランダ1部NECナイメヘンは現地時間4月12日、リーグ戦でアヤックスと対戦し1-1のドローに終わった。この試合でフェイエノールトFW上田綺世を倒して退場疑惑のあったNECのDFフィリップ・サンドレルが「幸運だった」と振り返ったとオランダメディア「Voetbal International」が報じた。

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 問題の場面は後半に訪れた。ペナルティーエリアのすぐ外で上田と入れ替わられそうになったサンドレルは、たまらず上田を転倒させた。主審は当初プレーを流したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で確認。退場の可能性も浮上したが、最終的に判定はイエローカードにとどまり、サンドレルはピッチに残り続けることができた。

 試合後、サンドレルは地元メディア「ESPN」の取材に対し、上田との接触について言及。「(来週の)決勝戦のことが頭をよぎった。幸いにもイエローカードだった。幸運だったね。通常、審判がモニターに呼ばれるときはレッドカードが出る可能性が高いと言われるからね。ただ、主審はボールが外側に流れていたと判断してくれたんだ」と、九死に一生を得た心境を明かした。

 一歩間違えれば数試合の出場停止を招くプレーだったが、サンドレルは対峙した日本人ストライカーの技術を高く評価している。上田との攻防を振り返り、「ディフェンダーとしては難しい対応だった。もっと早く動き出すべきだったかもしれないが、彼は僕の前を横切ってきた。走るのを止めるのは難しい。彼は賢かった」と、上田の巧みな身体の使い方に脱帽していた。

 さらにサンドレルは「今見返すと、確かにボールはサイドへ流れていたが、レッドカードを出されていてもおかしくなかった」とも語り、再度ラッキーだったと明かした。試合は両者譲らず1-1の引き分けに終わっているが、このシーンが試合後の大きな争点となっている。

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