サッカー界に新風!? 戦術家サンパオリがアルゼンチン代表で“2バック布陣”採用

全6人がゴールを決める多彩な攻撃を披露

 バルセロナのFWリオネル・メッシら主力の多くに休息を与える実験的なシステムとなったが、ファシオの先制点を皮切りに、コレア、ゴメス、途中出場のレアンドロ・パレデスやルーカス・アラリオといったフレッシュなアタッカー陣がゴールを決めてアピール。トドメの6点目を決めたアンヘル・ディ・マリアまで、全6人がゴールを決める多彩な攻撃で格下シンガポールを粉砕した。

 英サッカー誌「フォー・フォー・トゥー」は、「アルゼンチンが6得点で哀れなシンガポールに楽勝」と一方的な試合結果を報じている。

 セビージャでは日本代表MF清武弘嗣(現セレッソ大阪)を指導したサンパオリ監督は、これで代表監督就任から2連勝。「希代の戦術家」として知られる男の大胆なチャレンジは、サッカー界に新たな風を吹き込むことになるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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