満身創痍の日本代表、イラクに苦しみ1-1ドローも…6大会連続のW杯出場に王手

大迫先制弾も後半に連携ミスから失点 次戦で豪州に勝てばW杯出場決定

 日本代表は13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦で、序盤にFW大迫勇也のゴールで先制したものの、後半に自陣ゴール前での連携ミスから同点ゴールを許し、1-1の引き分けに終わった。苦しみながらも勝ち点1を積み上げ、6大会連続となるW杯出場権獲得に王手をかけた。また、同日に行われたタイとUAEのゲームが1-1に終わったため、日本のB組3位以上が確定している。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は4-2-3-1システムを選択。ダブルボランチにMF遠藤航とMF井手口陽介の最終予選で初スタメンのリオデジャネイロ五輪代表コンビを送り出した。そして、この日が31歳の誕生日となったMF本田圭佑にキャプテンマークを託し、右ウイングに起用した。

 すると、その本田がいきなり結果を残す。前半8分、右CKを本田が左足で中央に入れると、ニアサイドでジャンプした大迫がヘディングで背後にすらせるようなシュートを放ち、ボールはサイドネットに吸い込まれた。日本は欲しかった先制点を手にした。

 その後も日本は全体的に主導権を握ってゲームを進めた。大迫がペナルティーエリア内に切り込んでPKかと思われるような場面もあったが、主審の判定はノーファウル。イラクがゴール前に攻め込んだ場面でも最終ラインが集中を切らすことなく対応し、無失点で締め1-0でハーフタイムに突入した。

 

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