“ジョーカー”岡崎、必勝期すイラク戦に持論 「前半は我慢の試合になってもいい」

通算50得点の嗅覚は勝負どころで生きるはず

「今までのパターンを見ても、前半が上手くいくのはなかなかないので、それも想定してやった方がいいかな。イラクは後半に弱い。最後に集中を切らして落としている試合が多いので、失点しないことが前提だけど、後半に勝負をかけた方がいいと思う。入りを失敗すると難しい展開になるので、前半は我慢する試合になってもいいから、堅い試合をしてもいいと思います」

 3月のタイ戦では4-0で快勝したものの、試合序盤の進め方にスムーズさを欠き、相手にもたびたびチャンスを許すなど、スコアほど内容の差を感じさせない試合だった。それだけにゲーム全体の運び方は、ハリルジャパンにとって大きな課題となる。

 後半に勝負のタイミングが訪れた時、切り札として期待が集まるのは岡崎だ。

 岡崎は起用法について問われると、「いろんなことを想定して、できる準備をしているので頑張ります」と締めくくった。タイ戦で代表通算50得点を決めた侍ストライカーが、ベンチで黙っているわけにはいかない。労を惜しまないハードワークと点で合わせるゴール嗅覚は、勝負どころで生きるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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