“ジョーカー”岡崎、必勝期すイラク戦に持論 「前半は我慢の試合になってもいい」

シリア戦のドローで火が付く 「反省が一回入って、引き締められた」

 日本代表は13日、ロシア・ワールドカップアジア最終予選のイラク戦に臨む。MF香川真司(ドルトムント)が左肩脱臼で離脱し、さらにMF山口蛍(セレッソ大阪)もシリア戦の試合中に足を痛めて別メニュー調整。負傷者続出のなかでベンチメンバーも勝敗の鍵を握る存在となりそうだが、FW岡崎慎司(レスター・シティ)は「前半は我慢の試合になってもいい」と、想定される後半からの途中出場に意欲を燃やした。

 岡崎は今季、所属するレスターで熾烈なポジション争いに巻き込まれ、序盤戦はベンチを温める日が続いた(シーズン30試合出場・3得点)。日本代表でも1トップのファーストチョイスは大迫勇也(ケルン)に譲っている状態。チームも親善試合のシリア戦で1-1のドローに終わったこともあり、危機感を持ってイラク戦に臨もうとしている。

「選手のタイプがいろいろいるので、いろんな状況になっても対応できると思う。チームとして全然ネガティブな要素はない。ただ、シリア戦はなかなか乗れない結果で、そこで反省が一回入って、引き締めてここ(テヘラン)に来られたのは良かった」

 イラク戦で勝利すれば、残り2試合で同グループ2位のサウジアラビア、3位オーストラリアと勝ち点3差をつけられる。それだけに先制点が欲しいのは間違いないが、岡崎は90分間トータルで戦いを進めるべきだと見ている。

 

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