マンCで評価急落のチリ代表GKに恩師ビエルサが助け舟? リール移籍の可能性浮上

昨夏にペップ肝いりでバルサから加入したGKブラーボ 不安定なプレーで失意の1年に

 マンチェスター・シティで不安定なパフォーマンスが続いてシーズンを終えたチリ代表GKクラウディオ・ブラーボに、フランス移籍の可能性が浮上している。チリメディア「エル・メルクリオ」が報じた。

 ブラーボは今季開幕前に、ジョゼップ・グアルディオラ監督の肝いりでバルセロナから加入。その影響でイングランド代表GKジョー・ハートをイタリアのトリノへ期限付き移籍で放出したことで波紋を呼んだが、そのパフォーマンスは安定しなかった。

 昨年10月にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージで古巣バルセロナと対戦した際には、相手のロングボールに対してペナルティーエリア外に飛び出し、味方へのパスを試みるもまさかのキックミス。ボールはバルセロナFWルイス・スアレスの足下に収まってしまった。このチャンスにウルグアイ代表ストライカーがすぐに無人のゴールに向かってシュートを放つと、エリア外に出ていたブラーボはジャンプしながら両手でブロック。あえなく一発退場となった。

 こうした不安定なプレーにより英メディアからバッシングを浴びていたブラーボは、結局リーグ戦22試合の出場にとどまり、先発した試合の平均勝ち点や平均勝率もチーム平均を下回る失意のパフォーマンスとなった。

 

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