強豪相手に「理想的なカウンター」 24歳日本人が独で躍動…代表OB喝采「勝負強さは彼の強み」

【専門家の目|太田宏介】フライブルクMF鈴木唯人が今季4G目
ドイツ1部フライブルクに所属する日本代表MF鈴木唯人は、3月7日に行われたブンデスリーガ第25節のレバークーゼン戦(3-3)で今シーズンのリーグ戦4点目を記録した。元日本代表DF太田宏介氏も絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!
◇ ◇ ◇
「本当に理想的なカウンター攻撃だった」
1-1で迎えた前半43分、自陣からボールをつなぐフライブルクは左サイドから中央の鈴木へパスを供給。自陣でボールを持つと一度右サイドへ展開し、鈴木は足を止めずに相手のペナルティエリア内に走り込む。そして右サイドからのクロスに、味方FWがスルーしフ鈴木が突き刺した。
「味方のスピードを止めないさりげないパスに、あとはやっぱりFWがニアに走っていくなかであえて入りすぎず、かつ後ろで待ってるわけでもない、この絶妙なスペースの作り方は素晴らしい。これって普段の練習のからの積み重ねだと思いますし、変に無駄な動作をしなくてもチームとして攻撃を成立できるのが素晴らしいなと思いますね。サイド散らして、追い越して、深い位置を取った時にマイナスクロスに合わせる。どこのチームも理想としてるし真似したいカウンター攻撃だと思う。こういったところに最後入ってこれてフィニッシュに関われてるので、彼のコンディションの良さとゲームメイクだけでなくて、こういったフィニッシュワークのところ含めて、好調ですよね」
鈴木は昨夏にデンマークのブレンビーからフライブルクにステップアップ。一時は控えに回ることもあったが、主力として定着し、ここまで4ゴール2アシストとまずまずの結果を残している。
「ブンデス初挑戦のシーズンで、完全に今フライブルクの主力として君臨していると思います。今非常に好調なので、W杯も近くなってきてるなかで、中盤でもプレーできますけど、シャドーのところでも期待できる。このレバークーゼン戦だけじゃないですけど、バイエルン相手にも得点を取っている。この勝負強さは彼の本当の強みだと思うのでW杯みたいな短期的な大会にすごく相性がいい気がしますね」
昨年はコンスタントに代表へ招集されていた24歳アタッカー。リーグで活躍を続ければ本大会のメンバー入りも見えてくるはずだ。

太田宏介
太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。



















