浦和FW松尾佑介は「重傷」 長期離脱の可能性…スコルジャ監督に生じた”誤算”「ここで話すのは避けたい」

松尾佑介はFC東京戦の後半に負傷交代
浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督は、2月19日のトレーニング後に定例会見を実施。14日のFC東京戦で負傷したFW松尾佑介を「重傷」と明かし、開幕アウェー3連戦の選手起用に誤算が生じたことを明かした。
【実際の動画】松尾佑介がシュートを打った際に足を痛めうずくまるシーン
浦和は7日の開幕戦でジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利したが、その中心になったのが快速2トップだった。試合開始直後に松尾がPKを獲得して自ら決め、松尾のシュートがこぼれたところをルーキーFW肥田野蓮治が押し込んだ。ともにスピード型の2枚が代わる代わる背後に飛び出す攻撃には迫力があった。
しかしFC東京戦で肥田野はコンディションが整わず欠場。松尾は後半にシュートを放った際に右ハムストリングを抑えて倒れ、そのままプレー続行不可能で交代になった。試合は終了間際に追いつかれ1-1からPK戦を落とした。スコルジャ監督は松尾について「重傷だと言えます。次の試合で出場するのは難しいと思います。メディカルスタッフも努力をして、できるだけ早く復帰できるようにしたい」と話すが、負傷の場所や倒れ方からも早期復帰は想像しづらい状況にある。
浦和は千葉、FC東京に続き、21日は横浜F・マリノスと対戦する。埼玉スタジアムの事情もありアウェー3連戦で開幕する日程だが、指揮官は沖縄県トレーニングキャンプでも試していた肥田野と松尾のコンビを「メインの選手たちと捉えて準備してきました」と話すだけに、誤算が生じてしまった。次戦へ向け「彼らがいないときは、例えばイサーク・キーセ・テリンがいます。照内利和や二田理央もストライカーとしてプレーできますが、誰が出場するかここで話すのは避けたい」と、次の手を考える必要に迫られた。
一方で、昨季のラスト10試合のスタートから8試合で流れの中からゴールがない深刻な得点力不足があり、シーズンを見ればリーグ38試合で獲得したPKがゼロだった。その点では千葉戦とFC東京戦で流れの中から2得点してPKでもゴールが生まれたことから、変化は見えている。また、スコルジャ監督は「非常にポジティブな雰囲気があります。ロッカーの中の雰囲気も非常によく、昨季後半にあまり見られなかったものがありますから、できるだけ維持していきたい」と、前向きな空気がチーム内にあることも明かした。
昨季は開幕7試合でわずか1勝と大きな出遅れを喫した浦和だが、今季は2試合で勝ち点4とまずまずのスタートを切った。18試合の短期決戦となる各地区の百年構想リーグだけに、負傷者の発生を乗り越えて次の横浜FM戦を良い形で終えてホーム開幕の昨季王者鹿島アントラーズ戦につなげられるか、まずは最初の関門が訪れたと言えそうだ。



















