審判団への異議「気に入らない」 選手の姿勢に初代チェアマンが持論「文句を言ってどうするんだ」

初代チェアマンの川淵三郎氏【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
初代チェアマンの川淵三郎氏【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

初代チェアマンの川淵三郎氏が「開幕イベント」に出席

 Jリーグは2月2日に「明治安田Jリーグ百年構想リーグ 開幕イベント」を行い、初代チェアマンの川淵三郎氏がゲストとして登壇して現チェアマンの野々村芳和氏とトークショーを行った。川淵氏はJリーグの歴史も振り返りながら「最近は(選手が)凄く言うよね。それが気に入らない」と、審判員への異議について意見を述べた。

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 川淵氏は、Jリーグ開幕当初の日本サッカー界について「日本人は汚いことをしなかった。まあ、外国人との接触がなくて、できなかったという面もあるけど」と振り返る。その一方で、「ブラジルでは審判が買収されることもあるから、審判にしょっちゅう文句を言う。『お前、見てるぞ』ってね。でも、日本人は言わなかった」と、文化の違いを指摘した。

 さらに、「ビスマルク(元ヴェルディ川崎/当時、鹿島アントラーズ)なんて、しょっちゅう文句を言うことで有名な外国人が3人くらいいて、(クラブの)社長に『文句を言うなと言うように』と頼んでも、全然直らなかった」と、当時のエピソードを明かした。

 しかし近年については、「最近は(選手が)すごく言うよね。それが気に入らない。審判に文句を言っていて、不愉快に思わない人はいない」と、強い口調で言及。さらに、「サッカーとラグビーを比べたときに、一番ダメなのは審判に文句を言うところ。ラグビーの人から『どうしてサッカーは、あんなに審判に文句を言うんですか』と聞かれるけど、そんなこと俺に言われてもなって思う。でも、実際そうなんだよね。ラインズマン(アシスタントレフェリー)に文句を言ってどうするんだって。審判にも立場があるし、僕がやっていたら怒鳴り散らすよ」と、他競技を引き合いに出しながら持論を展開した。

 Jリーグ百年構想リーグは今週末の6日に開幕するが、ピッチ上で熱い戦いが繰り広げられるなかでも、審判員との適切な関係性で試合が進んでいくことが求められる。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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