7番→10番変更は「話題性」 強化部から打診…大怪我乗り越え、若手に見せたい「一生懸命さ」

渡邉新太が2021年以来のJ1リーグに挑む
水戸ホーリーホックは1月19日、沖縄キャンプ7日目を迎え、公開トレーニングを行った。トレーニング後の取材に応じたFW渡邉新太が、背番号を変更した経緯と、自身5年ぶりとなるJ1への思いについて語った。
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沖縄キャンプも7日目を迎え、前日18日にはサガン鳥栖とトレーニングマッチで対戦。樹森大介監督の下、新たなサッカーに取り組んでいる真っ最中だ。樹森監督が実際にトレーニングに加わり、選手に直接指導する場面も見られた。
昨季、J2リーグ31試合で13ゴール7アシストを記録した渡邉は、今季から背番号を「10」に変更。その経緯について、「本当に軽いノリ」と笑いながら教えてくれた。
「強化部の人から『10番空いてるけど』みたいな感じで言われて。あまり番号にこだわりはないんですけど、話題性だったり面白いなと思って決めました」
7番から10番へ。背番号が変わっても、渡邉自身に大きな変化はない。サッカー界では「エースや司令塔を意味する特別な番号」とされる番号を重く受け止めることはなく、初のJ1に挑む水戸にとっての「話題性」も考えたという。
「背番号では本当にあんまり個人的には、ああだこうだっていうのは全然ないし、良い意味でも悪い意味でも、10番に対する“重み”みたいなのを、俺自身は感じてないんで。本当にただちょっと、話題性。10番を付けられる機会もそんなにないじゃないですか。なので、空いてるならじゃあ付けます、ということで」
昨季終盤は負傷もあり、ギリギリの状態で最終節に出場。2026年の始動から、トレーニングやトレーニングマッチを経て、「筋肉系の張りも今は特にないので、いい感じで上がってきてると思います」と力を込めた。2月8日に迎える東京ヴェルディとの開幕戦では、背番号10のプレーが見られそうだ。
渡邉にとっては、2021年の大分トリニータ所属時以来となるJ1リーグ。水戸としてはクラブ初のJ1挑戦となる中で、「しっかりプレーをすること」を目標に据える。「離脱時間が長くなると、やっぱり活躍できないし。出る試合が少ないと、点を取る場面も少なくなってくる」。FWとして、そして10番のエースとして、「ゴールだったりアシストっていう、目に見える結果っていう部分はこだわってやっていきたい」と力を込める。
年齢も30歳を迎え、チーム内でもベテラン寄りの立場になってきた。特に意識している振る舞いはないというが、プレー面では「一生懸命さ」を大事にしたいと話す。
「30代になったからこそ、20代の時よりも練習からもっと追い込んで、もう一段、二段、本当にギアを上げることを意識してるから。そこは練習から本当に一生懸命なプレーをやりたい。それを見て、若い子たちも一緒にやってくれれば良いかなって」
樹森監督の就任により、戦術面にも変化が見られる。チームとしてボールを保持する部分にトライする真っ最中で、「去年よりもレベルアップすることは間違いない」と、キャンプ期間での積み上げを実感している。「J1というカテゴリーに上がるわけだから、選手たちも高い意識を持ってやれている。そこは今、トライしながら取り組んでいます」。トレーニング中に選手たちと積極的にコミュニケーションを取る姿も印象的だった。
まずは半年間の明治安田J1百年構想リーグが控えている。「本当に毎試合厳しい戦いになることは間違いないので、守備の時間も、もしかしたらJ2の時より増えるかもしれない。前線からの守備も自分の持ち味だと思うし、アグレッシブにチームのために走りたい」。攻撃だけでなく、守備でも力を発揮する、新たな10番像を築いていく。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



















