G大阪新監督はデータベースから選出 J機関を活用…“面談”でのプレゼンを評価「的確だった」

38歳のイェンス・ヴィッシング監督が今季から指揮
ガンバ大阪は1月7日、大阪府吹田市で2026年百年構想リーグに向けて始動した。今季からドイツ人のイェンス・ヴィッシング新監督が就任。水谷尚人社長はこの日行われたキックオフイベントで、監督経験がない38歳の若手指導者を招聘した経緯として、Jリーグインターナショナルの欧州拠点「J.LEAGUE Europe」が構築したデータから推薦されたことを明かした。
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イェンス・ガンバがスタートした。快晴のなか、前日に来日したばかりのヴィッシング監督は自らが先頭に立ってトレーニングを指導。大きく身振り手振りを交えて初日からゲーム形式に取り組むなどハードな練習を終えた。「素晴らしい選手が揃っている。いい感触を得ている」と新指揮官も充実した表情だった。
監督経験はない。ボルシアMGや現在Jリーググローバルフットボールアドバイザーを務めるロジャー・シュミット氏が率いたPSVやベンフィカでアシスタントコーチなどを歴任。G大阪アカデミーで育った日本代表MF堂安律をPSV時代に指導した。今回、チャレンジンに踏み切った理由について水谷社長は「変化を恐れずに動いていかないと、久しぶりの優勝はないと思って今回の決断に至った」と説明した。
招聘に至った経緯も異例だ。Jリーグインターナショナルの欧州拠点「J.LEAGUE Europe」と英国データコンサルティング会社「Twenty First Group」に依頼し、データベースに基づいて数千人からピックアップ。「J.LEAGUE Europe」から推薦された数人のうちの1人がヴィッシング監督だった。
「G大阪は今こういう環境にある、こういうサッカーをしていきたいなどたくさんの条件を出した。Jリーグ・ヨーロッパも実はデータベースを構築していて、そのデータをもとに推薦されて何人かとお会いした。クラブの分析を映像でして、彼らはプレゼンしてくれる。そのなかでイェンス監督から受けたプレゼンはガンバをすごく的確に評価していて、こういうふうにしたらいいと話をもらった。真摯な姿勢でサッカーに向き合う姿を見て彼と仕事がしたいと思った」
水谷社長が説明したように昨年から活動が始まった「J.LEAGUE Europe」は選手の移籍サポートや人的ネットワークの構築、技術面のノウハウなどクローバルな視点で幅広く向上させる目的で設立された。ヴィッシング監督は欧州の他クラブからもオファーを受けていたものの、G大阪で監督キャリアをスタートさせることを決断。「率直にいいフィーリングを受けた」と理由を話した。
2015年の天皇杯優勝を最後にタイトルから遠ざかっているG大阪。ヴィッシング監督は沖縄キャンプで3部練習を望んでいるなど、高い強度を求める。若き新指揮官のもと、新たなG大阪が誕生する。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)


















