J初監督でフロントにも求めた変化「ぶち壊してもっと良くする」 槙野スタイル炸裂…新生・藤枝誕生の予感

藤枝・槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
藤枝・槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

槙野智章新監督が“らしい”初練習2時間公開

 J2藤枝MYFCは1月5日、藤枝市内で2026年百年構想リーグに向けて始動した。初のJクラブ指揮となる槙野智章新監督は自らが声を張り上げて牽引。初日からミニゲームを含めて約2時間のトレーニングを公開した。1年目のテーマは“変化”で「ぶち壊してもっと良くする」と槙野スタイルで新生・藤枝を作り上げていく。

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「中でももっと喋って!」「一旦止まったら喋って!」

 快晴の藤枝で槙野新監督の声が響いた。円陣では「今のコンディションが見たい」と選手に要求。初練習の初メニューはコミュニケーションを重視したゲームでスタートした。槙野監督らしく、仲間と仲間のつながりを深くする意図が示されていた。指揮官もボール回しに入ったり、身振り手振りで指導。初日から約30分間は11対11の実戦形式を行い、戦術を落とし込んだ。

「たくさん準備してきました。監督をやることで新しいチャレンジだと思うので自分の中でしっかり目標を持ちながら選手とチームとコミットしながら昨年以上の数字、結果を出したい。昨年終わりには始動日にどういうことがしたいかアナウンスしていたので、選手には身体を作って来いと言っていた」

 38歳の槙野新監督は、明治安田Jリーグ百年構想リーグならびに2026-27シーズンを指揮。現役時代はサンフレッチェ広島、FCケルン(ドイツ)、浦和レッズ、ヴィッセル神戸でプレーし、2022シーズンをもってプロ生活にピリオドを打った。2023年は品川CCセカンド監督、昨年は神奈川1部の品川CCトップチーム監督を歴任。今季から初のJクラブ監督に挑戦する。

 初日から明確に“変化”を求めた。藤枝は昨季9勝12分17敗で勝ち点38の15位に沈んだ。だが、百年構想リーグを挟んで26-27シーズンの目標は「プレーオフ圏内」。上昇していくためにチーム、クラブともに現状打破を求めた。

「フロントスタッフにも自分はこういう思いで来たというのと、藤枝MYFCがどういう方向に進んでいかなければいけないか。できていないところの整理を含めて同じ方向を向くというミーティングをした。チームや選手個人も今までの考え方というところで限界を突破しなければいけない。厳しい練習や要求で成長していける。昨年までのベースをぶち壊してもっと良くする。もっと強い集団にならなければいけない」

 一人一人にこまめに声をかけ、時には手に持った紙で選手の特徴をチェック。この日が初顔合わせの選手も多かった。槙野監督が示した新たなコンセプト。それはファン・サポーターにも伝わり、練習終了と同時に埋め尽くされたスタンドから拍手が起こった。槙野監督の1歩目は新生・藤枝の誕生を大いに予感させた。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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