イタリア戦2得点のMF堂安が日本の救世主に 決勝T進出決定に安堵「ホッとしています」

日本の4得点中、堂安が3得点

 堂安は試合後のインタビューで開口一番こう語った。グループリーグ3試合で日本が挙げた4得点中、堂安が3得点。イタリアの地元メディアからも“要注意人物”として名を挙げられただけの実力を見せたが、すでに視線は先に向けられている。

「(1点目は)遠藤選手が良いボールをくれたんで、ゴールするだけでした。2点目については、あれ(ドリブル突破)は自分の特徴なんで」

 ゴール後には、第2戦ウルグアイ戦で左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負ったFW小川航基(ジュビロ磐田)が会場で試合を見守るなか、小川のユニフォームを掲げる男気パフォーマンスも見せた。「やっぱり今まで一緒に戦ってきた仲間なんで、アイツのために戦うと思って戦ったんで、良かったです」と、無念の離脱となったエースを思いやるメッセージを送った。

 ガンバ大阪の育成組織が生んだ天才が、韓国の地で覚醒の時を迎えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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