イタリア戦2得点のMF堂安が日本の救世主に 決勝T進出決定に安堵「ホッとしています」

後半5分、堂安が天才的な4人抜きドリブルシュートで同点弾

 U-20日本代表MF堂安律(ガンバ大阪)が天才的な4人抜きドリブルシュートを叩き込むなど2得点の活躍で、若き日本代表のU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会決勝トーナメント進出を呼び込んだ。グループリーグ第3戦のイタリア戦、1-2で迎えた後半5分に鮮やかな突破から同点ゴールを決めるなど殊勲の背番号7は試合後「ホッとしています」と安堵の表情を浮かべた。

 日本は前半7分で2失点をする苦しい展開となった。しかし同22分にMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)のクロスに堂安が身体ごと投げ出す魂のシュートで1点差に詰め寄ると、後半5分にその才能が爆発する。

 ボールを持った堂安がドリブル突破を仕掛けるとペナルティーエリア内に侵入。細やかなタッチでイタリア守備陣を翻弄し、複数人のマーカーを無力化して左足シュート。これがゴールラインを超えて2-2に追いついた。堂安の2得点によってグループ3位の上位4カ国入りが確定し、日本は決勝トーナメント進出を決めた。

「ホッとしています。立ち上がり上手く入れず2失点しましたけど、上手く立ち直って2得点できました」

 

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