日本代表FWに独移籍の可能性があった? 売却金額は…現地予想「最大でも半分くらいしか」

セルティックの前田大然【写真:ロイター】
セルティックの前田大然【写真:ロイター】

前田大然の去就に注目

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然は、2025年夏の移籍市場でステップアップ移籍が報じられていた。しかし、最終的にはクラブに残留。今冬の移籍市場で再び去就が話題になっている前田だが、セルティック専門メディア「67Hail Hail」は、前田の残留を予想するとともに昨季のスコットランドリーグの個人賞を総なめにしたアタッカーの市場価値が大幅に下落したと伝えている。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 2024-25シーズンに驚異の活躍を見せた前田は、シーズン通算33ゴール12アシストを記録して、国内2冠の立役者になり、スコティッシュ・プレミアシップの年間最優秀選手賞、クラブ年間MVP、得点王などの個人賞を受賞した。

 その後、前田は夏の移籍を希望してクラブにも意思を伝えていたことを明かしたが、夏の移籍は実現しなかった。北中米ワールドカップ(W杯)も半年後に控えるなか、ウィルフリード・ナンシー監督は、前田が1月を過ぎてもクラブに残ることを示唆したという。

 マーク・グイディ記者は、前田が移籍するタイミングと金額について述べている。「ドイツ・ブンデスリーガのボルフスブルクが関心を持っていたことは知っていた。セルティックに売却する気があったなら、あの話が一番実現しそうだったと思う。前田に移籍するタイミングがあるとすれば、それは夏だった。市場価値が最高値に達していたからね。今、彼は27歳になった。年を一つ重ねた。今季は調子が良くなく、決定機も4、5回外している。彼が全力を尽くしていることは明らかだが、ゴールを決めた時の喜ぶ様子を見れば、彼にとって、それ(セルティックでゴールを決めること)がどれほどの意味を持っているかが分かる。だから1月に彼を売却することはないないだろう。絶対に残すべき選手であり、今もエネルギーをチームに与えている」と、自身の考えを語っている。

 そのうえでシーズン終了後には、前田の売却に動くべきだとした。「夏には、次のステップに進むべき時が来るだろう。正確な数字がどうなるかは分からない。だが、今夏は1700万ポンド(約36億円)から1800万ポンド(約38億円)を払うつもりのクラブがあったとしたら、来夏は最大でもその半分くらいしか得られないだろう」と、市場価値の半減を予想している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング