久保建英が「最も懸念される」 低調パフォで近づく”降格圏”… 現地指摘「今シーズン最大の失望」

ソシエダの久保建英【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】
ソシエダの久保建英【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

ソシエダは16位と低迷

 スペインのラ・リーガのレアル・ソシエダは、今シーズンのリーグ戦で16位と低迷している。そうしたなか、スペイン紙「Mundo Deportivo」はパフォーマンスを高めなければいけない選手のリストを作成。日本代表FW久保建英も、そのなかに含まれていた。

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 今シーズン、久保は公式戦16試合に出場して2得点1アシストを記録している。リーグ戦17試合のうち、15試合で10度の先発、5度の途中出場を果たしているが、思うような結果は出せていない。

「Mundo Deportivo」は、新たにペジェグリーノ・マタラッツォ監督を招聘したクラブについて、複数の主力選手について「期待に応えられていないなかで、要求を果たせるようにならなければいけない」として「ソシエダがみすぼらしいシーズンを過ごしている要因の一つに、違いを作るべき個々の選手のパフォーマンスがある。新しい指揮官は即座に答えを求めている。なぜなら彼らの向上抜きに、離陸はできないからだ」と、チームの中心選手達の奮起を求めた。

 そして、パフォーマンスのレベルを高めなければいけない選手のリストを作成し、6人のうちの一人に久保を入れた。久保について「最も懸念されるのは、久保だ。間違いなく、今シーズンで最大の失望と言える。この日本人は、攻撃を仕掛けることも、ラインブレークも、バランスを崩すことも、違いを作ることもしていない」と、酷評した。

 さらに「足首の負傷がパフォーマンスを低下させているが、チームは彼を必要とし、惜しんでいる。久保は一刻も早く、本来の輝きを取り戻さなければいけないし、そこで違いを作れなければ、攻撃の最大の武器の一つを失うこととなる」と伝えている。

 これまで複数のシーズンにわたって、ソシエダの中心選手として活躍してきた久保。シーズン後半戦は、真価が問われることとなりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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