南野の長期離脱は「最大のショック」 W杯絶望的…森保Jでの影響力に韓国注目「ソン・フンミン級」

モナコの南野拓実【写真:PsnewZ/アフロ】
モナコの南野拓実【写真:PsnewZ/アフロ】

モナコが22日に南野は左膝の前十字靱帯断裂であると発表した

 フランス・リーグ・アンのモナコに所属する日本代表MF南野拓実は、12月21日に行われたフランス杯オセール戦に先発出場したが、負傷によって前半36分に担架でピッチを後にしていた。モナコは22日に南野の負傷について、左膝の前十字靱帯断裂であると発表。北中米ワールドカップ(W杯)出場も難しい可能性があり、韓国メディア「OSEN」は日本代表の危機と伝えている。

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 南野はオセール戦でタックルを仕掛けた際にピッチに足を取られるような形となり負傷。そのまま倒れ込んで顔を覆って担架でピッチ外へ運ばれていた。モナコは日本語版の公式Xで「医療検査の結果、前十字靱帯断裂が確認されました。タキはリハビリ期間を通じて、クラブの全面的なサポートを受けていきます。頑張れタキ。クラブ一同、君と共にいます」と、メッセージを送っている。

 モナコでも中心選手の南野だが、森保一監督の率いる日本代表でも重要な存在だ。「OSEN」は「日本代表にとってソン・フンミン級の影響力のある南野、W杯欠場も…日本に最大級のショック」と見出しを打ち、この一報を伝えた。

 本文では「日本代表の攻撃のキープレーヤーである南野拓実が前十字靱帯断裂を負った。これにより、あと6か月後に迫っている2026年のW杯は欠場する見込みだ」として、前十字靱帯断裂の回復に通常8から10か月かかることから、「来夏、北中米で開催されるW杯に出場する可能性は間違いなく減少した。南野の離脱はモナコにも、日本代表にとっても大打撃となる。彼は今季、モナコの攻撃陣を牽引して公式戦21試合で4得点3アシストを記録。シーズン中盤以降の反撃の中心として活躍が期待されるなかで、突然の離脱となった」とクラブにおける影響に触れた。

 さらに日本代表への打撃について「南野は日本代表でも替えの利かない資産に分類される選手だ。森保一監督就任後、主軸として起用されて国際Aマッチ70試合で26ゴールを記録している。出場数、ゴール数ともに森保監督のもとで上位になる。史上初のW杯8強を目指して準備をしている日本は、森保監督が優勝を公言した。だが、攻撃の中心選手が抜けることは、チームに大きな影響を及ぼすだろう」としている。

 MF遠藤航が不在時にはキャプテンマークも巻き、チーム全体を鼓舞するキャプテンシーも示してきた南野だが、ここからW杯に間に合わせることはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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