日本人所属の欧州名門は「最下位のよう」 ファン・ペルシー危機…OB批判「最悪の試合」

フェイエノールトはトゥウェンテと1-1で引き分け、公式戦4戦未勝利となった
オランダ・エールディビジのフェイエノールトは、12月21日に行われた第17節のトゥウェンテ戦に1-1で引き分け、公式戦4試合未勝利となった。FW上田綺世とDF渡辺剛の日本代表コンビがフル出場した一戦を終え、フェイエノールトは年内をリーグ戦2位でフィニッシュしたが、低調なパフォーマンスに「最下位のよう」「最悪の試合」といった批判が集まっている。フェイエノールト専門メディア「FR12」が伝えた。
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公式戦3連敗中のフェイエノールトは、前半に失点を喫すると、後半に反撃に出る。後半29分にはMFゴンサロ・ボルジェスが同点ゴールを決めて1-1としたが、その1分後にはMFルシアーノ・バレンテが2度目の警告で退場となってしまう。結局、10人のフェイエノールトはトゥエンテの攻撃を凌ぐのに精一杯で、からくも連敗を止めて勝ち点1を獲得した。
フェイエノールトは2位ながら、首位のPSVアイントホーフェンとの勝ち点差は11と大きく開いている。記事では現役時代にトゥウェンテとフェイエノールトの両クラブでプレーした元モロッコ代表MFカリム・エル・アフマディ氏が、痛烈にフェイエノールトの戦いぶりを批判した。
エル・アフマディ氏は「このフェイエノールトを見始めてから、おそらく最悪の試合だった。2位だが、18位(最下位)のチームを見ているかのようだ。ポゼッションの面でも、ボールを失ったときの動きも悪かった。疲労のせいなのか、単に選手たちの調子が悪いだけかは分からないが、経験のある選手たちもいたのに……。全員の名前を挙げていいくらいだ。相手にとって危険になっていたのはボルジェスだけで、非常に低調だった」と、批判した。
さらに「長い間、問題になっていることが解決できていない。練習で何をしているか分からないが、選手たちはどうすればいいか分かっていないようだ。全員が自分のことで精一杯なんだ。相手が違うことをすると、それに対応できいない。少しでも抵抗されると、フェイエノールトは何もできなくなる」と、続けた。
厳しく批判されている元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー監督の率いるフェイエノールトだが、クリスマス休暇を挟み、状況を好転できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















