欧州名門が日本人の「長期在籍を望んでいる」 現地指摘…CL制覇へ「手伝ってほしい」

アヤックスと半年契約を結んだ冨安健洋だが、来季以降の契約の可能性も
オランダ1部アヤックスは現地時間12月16日、DF冨安健洋と2026年6月30日までの契約を発表した。およそ半年の短期契約での加入となったが、フットボールディレクター(FD)のマライン・ビューカー氏の言葉からは来季以降の契約の可能性もほのめかされていたと現地メディアが注目している。
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27歳の冨安は今年7月に双方合意のうえでイングランド1部アーセナルとの契約を解消。以降所属クラブは決まっていなかったが、アヤックスと来年6月30日までの契約を交わした。ベルギーのシント=トロイデン、イタリアのボローニャ、イングランドのアーセナルに続く欧州4クラブ目で負傷からの完全復活を目指す。
およそ半年の短期契約での加入となったなかで、アヤックスのFDのビューカー氏は契約の場でユニフォームに刻まれたチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回の実績を示すバッジを冨安に見せ、「正直に言うと、私は君に5度目の優勝を手伝ってほしい。ただ、今年は無理だ」とジョークを飛ばす一幕があった。この言葉を受けて、オランダメディア「VP」は「ビューカーは日本代表42キャップを誇る冨安の長期在籍を望んでいるようだ」と報じていた。
冨安はビューカー氏の言葉に「今年もまだ(優勝の)チャンスはあるよ」と笑顔でリアクション。アヤックスは今季のCLリーグフェーズでここまで1勝5敗で36チーム中34位と苦戦している状況で自虐的なジョークだが、“今季”だけではなく“来季”も冨安に残ってほしいという期待の表れなのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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