試合終了→即取材でW杯の対戦相手「知らない」 佐野海舟は平常心「どこがきても変わらない」

ボルシアMG戦後に言及
ドイツ1部マインツに所属する日本代表MF佐野海舟が12月5日、来年開催される北中米ワールドカップ(W杯)組み合わせ抽選会の結果について言及した。ブンデスリーガ第13節ボルシアMG戦(0-1)にフル出場。キックオフ直前に組み合わせが決定し、試合後即、取材に応じた佐野は対戦相手を知らず。欧州2チームとの対戦に「いつもやっている人たち」としつつ「どこが来ても変わらない」とまずはメンバー入りに燃えた。
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硬い表情でピッチから引き上げた佐野はすぐさま取材エリアへ。W杯組み合わせ抽選会はキックオフ直前まで行われていた。どこと対戦するのかーー。佐野は「知らないですね」と話し、取材陣からオランダ、チュニジア、欧州プレーオフB(ウクライナ/スウェーデン/ポーランド/アルバニア)の勝者が相手だと聞かされた。
「相手はどこでもやらないといけないと思いますし、入っていかないといけないと思いますしそのためには自チームでどれだけやれるか」
ブンデス最下位のマインツは3日にボー・ヘンリクセン監督が解任され、U-23チームのベンジャミン・ホフマン監督が暫定的に率いた。先発でボランチに入った佐野は後半3分、中盤で身体を入れてボールを奪い切ると、絶妙なスルーパスでチャンスを演出。ボルシアMGの日本代表FW町野修斗との日本人対決で持ち味を発揮した。ただ、チームは惜しくも敗戦。中心として牽引した佐野の表情にも悔しさが滲んだ。
森保一監督が率いる日本代表でも圧倒的なパフォーマンスで躍動する佐野。昨季からドイツでプレーし、著しい成長を遂げている。W杯本大会ではグループFで欧州2チームと対戦することとなった。「いつもやっている人たちですし、どこがきても変わらないと思う。ただ自分がそこに入っていかないと話にならない。成長し続けるしかないかなと思います」。残り半年。期待の24歳は世界を目指して戦う。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)













