森保J“天国の組”は? 突破確率100%の好データ…手繰り寄せたい初出場国と欧州2か国

日本の”天国の組”をシミュレーション【写真:岩本太成】
日本の”天国の組”をシミュレーション【写真:岩本太成】

12月5日に北中米ワールドカップ組み合わせ抽選会が実施

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間12月5日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会を米ワシントンで実施する。最高成績となるベスト8、さらにその先への勝ち進みが期待される森保ジャパン。過去7大会のグループリーグ(GL)成績から見た“天国”の組み分けをシミュレーションする。

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 初出場となった1998年フランス大会から直近の2022年カタール大会までの7大会でグループリーグを突破できたのは4大会(日韓・南アフリカ・ロシア・カタール)。そのうち3大会に共通するのは、グループ内に欧州2か国が同居した場合だ(例外の1大会はロシア=コロンビア・セネガル・ポーランド)。

02年(日韓):△2-2ベルギー・○1-0ロシア
10年(南アフリカ):●0-1オランダ、○3-1デンマーク
22年(カタール):○2-1ドイツ、○2-1スペイン

 また、日本はアフリカ勢との相性に恵まれている(過去4戦2勝1分1敗=勝率50%)。南米勢との通算成績は1勝3敗(勝率25%)のため、大陸間プレーオフでコンゴ民主共和国が突破を決めた場合も含め、アフリカ勢のいずれかを引き当てたいところだ。

 これらの結果や最新のFIFAランキング、W杯での実績などを踏まえると、日本にとって“天国の組”は次のケースが想定される。

○ポット1:ベルギー
○ポット3:スコットランド or エジプト
○ポット4:(ポット3からスコットランドの場合)カーボベルデ or コンゴ民主共和
   (ポット3からエジプトの場合)欧州プレーオフ突破国

 ポット1ではFIFAランキングトップ5圏内のスペイン・フランス・イングランドとの対戦は避けたく、FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭にタレント豊富なポルトガルや国際Aマッチで過去3戦し勝利のないオランダも引きたくない相手だ。前回大会で苦杯をなめた伝統国ドイツの警戒を考えると、ポット1からはベルギーが理想か。

 ポット3の欧州勢にはノルウェー代表も含まれるが、予選を得失点+32という爆発的な攻撃力で突破した事実を考えると、フランス大会以来の出場だとしても対戦が怖い(スコットランドは+6)。

 先述の欧州勢2そしてポット4から初出場のカーボベルデとなれば、最高の抽選結果と言えるかもしれない。果たして結果はどのようになるか、運命の組み合わせ抽選会に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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