DAZNが公式発表

　スポーツ・チャンネル「DAZN」は12月4日、2026年6月にアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催で開催される「FIFAワールドカップ26」の日本国内における全104試合のライブ配信権を獲得したと正式発表した。日本代表戦は全試合を無料で配信する。

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　今回のW杯は出場国が48か国に拡大され、過去最多となる104試合が行われる予定。そのすべてをライブで視聴できるのは日本国内ではDAZNのみ。日本代表が出場したアジア最終予選10試合もすでに無料配信中で、W杯8大会連続出場を決めた「歴代最強」日本代表への期待が高まるなか、ファンにとっては見逃せないコンテンツとなる。

　DAZNは2026年で日本でのサービス開始から10周年を迎えるにあたり、「スポーツ視聴新時代」の到来を掲げて今回の配信権を獲得。今後、視聴スタイルに応じた多様なオプションを用意し、FIFAと共同で動画配信プラットフォーム「FIFA＋」のリローンチも予定している。

　すでにDAZNは2025年に開催された「FIFAクラブワールドカップ」の全試合を全世界で無料配信しており、その実績は27億人に視聴されたとされる。今回のW杯でも、過去の名勝負やドキュメンタリー、ハイライトを含む豊富なコンテンツ展開を予定している。

　DAZN Japan CEO・笹本裕氏は「日本に根差した『和製』、グローバル展開する『外資』として、DAZNにしかできない仕掛けで楽しんでいただく」とコメント。運命の組み合わせ抽選会も12月5日深夜に無料ライブ配信される予定で、詳細は別途発表される。

　また、NHK、日本テレビ、フジテレビの3局によるTV放送も決定。組み合わせ抽選会はワシントンDCで現地時間5日（日本時間6日午前2時）から行われ、日本代表のグループ対戦相手が決定する予定になっている。