J2運命の最終節へ「いよいよクライマックス」 J1昇格、PO圏、残留争いが「とんでもないです」

29日に最終節の10試合が行われる
激戦のJ2リーグは各地で11月29日に行われる最終節を残すのみとなったが、J1昇格争いもJ3への降格を巡る争いも決着していないスリリングな1日が待っている。
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まずは昇格争いを見ると、首位はV・ファーレン長崎で勝ち点69、2位に水戸ホーリーホックの勝ち点67と続く。しかし、3位に勝ち点66でジェフユナイテッド千葉がつけているため、千葉が勝利した場合は長崎と水戸も試合結果によってJ1に自動昇格できる2位以内から転落する可能性を秘める。
そして昇格プレーオフ圏内の3位から6位フィニッシュでは、4位の徳島が勝ち点64を持ち、勝ち点61で7位のジュビロ磐田と得失点差でも14点差のリードがあるため「当確」と言え、大逆転での2位浮上の可能性もある。5位のRB大宮アルディージャは勝ち点63、6位のベガルタ仙台が勝ち点62で続くだけに、J1優勝経験もある磐田がプレーオフ圏内に滑り込めるかも注目の争いだ。
気になる対戦カードだが、徳島がホームに長崎を迎え撃つ一戦が組まれ、他のチームにとっても大きな影響のある注目のゲームになる。水戸は大分トリニータ、千葉はFC今治といずれもホームで戦い、大宮は残留争いの渦中にあるレノファ山口とアウェー戦。仙台はホームにいわきFCを迎え、磐田はサガン鳥栖とのアウェーゲームに臨む。
残留争いでは、すでに最下位の愛媛FCの降格が決定している。そして、残りの「2枠」を巡って争うのが勝ち点33で19位の山口、勝ち点34で18位のカターレ富山、勝ち点36で17位のロアッソ熊本だ。熊本は勝利すれば自力での残留が決まる。
得失点差が絡む可能性もあり、現時点での数字は山口が「-12」、富山が「-18」、熊本が「-16」となっている。例えば富山が勝利して熊本が引き分けた場合、総得点の少ない富山は3点差以上の勝利が必要になる。また、熊本が敗れて山口が勝利すると勝ち点が並ぶが得失点差での逆転が起こる。3試合の結果次第で、どのような組み合わせでの残留と降格もあり得る。
ファンからも「とんでもないですJ2リーグ」「10試合中、昇格、残留争いがからむカードが8試合もある。すさまじい日程」「どうか奇跡を」「面白い」「今年のJ2は最終節まで昇格と降格の2枠が決まっていないという白熱の展開」「いよいよクライマックス」「大混戦だな」と、さまざまコメントが寄せられた。各チームの選手やスタッフはもちろん、スタジアムで見守るサポーターも他会場の試合結果が頭から離れないだろう。運命の1日は全会場で14時に同時キックオフされる。




















