森保監督「あと30分喋っていい?」 2025年3発快勝締め…W杯へ「個々のレベルアップを」

「攻守のコンセプトをピッチ上で表現するという部分、クオリティーは上がっていったかな」
日本代表は11月18日、国立競技場で行われた「キリンチャレンジマッチ2025」でボリビア代表と対戦し、3-0で快勝した。年内最終戦を白星で飾り、自身の通算100試合目を祝った森保一監督は会見で「あと30分ぐらい喋っていいですか?」と冗談めかしつつ「9、10、11月とメンバーは入れ替わりながらも、チームの戦い方、攻守のコンセプトをピッチ上で表現するという部分、クオリティーは上がっていったかなと思います」総括した。
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14日のガーナ戦からスタメン7人を変更して臨んだ一戦。前半4分にMF久保建英のクロスをMF鎌田大地が左足で流し込んで先制。その後は追加点が奪えず、後半途中まで押し込まれる時間帯もあったが、交代策が的中する。後半26分、途中出場のMF中村敬斗のパスからFW町野修斗が決めて追加点。同33分には中村が相手の股を抜く技ありのシュートを沈めて3-0で勝利した。
後半の選手起用について指揮官は「できる限り交代枠を使って勝ち切っていこうと考えていました」と言及。DF菅原由勢の交代は「イエローをもらっていたのもありましたし、アクシデントもあるかなと思い、ギアを上げることも考えた」と説明。ダメ押し点に絡んだ攻撃陣については「2点目を取りにいくことと、より攻守にアグレッシブに迫力を持って相手に迫っていけるように。マチ(町野)に関してはトップでもシャドーでも使える。得点も期待して起用しました」と評価した。
ブラジル戦からの3連勝で2025年を締めくくった。「今回、連勝で終われましたが、本大会で勝つためには選手個々のレベルアップを選手たちにはお願いしたい」と気を引き締めた森保監督。来年のW杯に向け「対戦相手も必ず分析してくるので、それを超えていけるように、後出しジャンケンできるように、戦術、戦い方の部分、我々スタッフが上げていく準備をしないといけない」と独特の表現でさらなる進化を誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















