森保Jに初招集の20歳「やっとだな」 規格外のスケール…背番号に込めた思い「これからも」

後藤啓介は日本代表に初招集された
日本代表は11月11日、14日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ・ガーナ戦に向けて、千葉県内で練習を行った。今回、代表初招集となったFW後藤啓介(シント=トロイデン)は「目指していたところなので嬉しかったのもありますけど、やっとだなっていうのもあって。今、シントでも取り組んでいるポストプレーだったり、先に体を当てて味方を使うっていうのを代表でもどれだけできるか楽しみですし、やっぱりゴールをしっかり狙ってプレーしていきたい」と意気込んだ。
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20歳の後藤は今季同じベルギー1部のアンデルレヒトから、シント=トロイデンに期限付きで加入。アンデルレヒトではセカンドチームでプレーすることも多かったが、今季はここまで12試合に出場し、4得点をマークしている。「やっぱり1部と2部では強度も、クオリティーも違いますし、成長はしていると思います。試合ごとに良くなっている自信もあります」と手応えを実感している。
191センチの長身ながらスピードも兼ね備える、今までの日本にいなかった大型ストライカー。上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NECナイメヘン)、町野修斗(ボルシアMG)らライバルは強力だが、もちろん負けるつもりはさらさらない。「自分は1トップでも2トップでもできると思っているので、戦術を早く理解して、4人目じゃなくてしっかり1番手だったり、試合に出られるようにと思っています」と闘志を燃やす。
クラブでは背番号42をつける。「中学3年の時にジュビロのキャンプに行かせてもらって、エスパルス相手にゴールを決めた番号で。そこから42は気に入っているし、実際にトップに行ってからも42をつけて、J1に昇格したので。42はこれからもつけたいですし、すごく気に入っています」とこだわりを明かした。
規格外のストライカーは「高いというのはすごい長所になりますし、最近では強さも努力しているので。足元があって、高くて、強い選手になれれば、より日本をもう一個先に連れて行ける存在になれるのかなと。なりたいと思います」と初の代表活動で力強く言い切った。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















