2位から8位までわずか6差…J1昇格をかけた争い 水戸が王手、大混戦で残り3試合へ

残り3試合でJ1昇格争いが大混戦
来季のJ1昇格を争うJ2の終盤戦、ラスト4試合となったリーグ戦第35節が11月2日に各地で行われ、首位の水戸ホーリーホックが抜け出した一方で2位以下は勝ち点6差に7チームがひしめく大混戦になった。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
首位の水戸はヴァンフォーレ甲府とのアウェーゲームを1-0で制して勝ち点を67に伸ばした。これにより、次節にも2位以内を確定させてクラブ史上初のJ1昇格を決める可能性があり、王手をかけた。
しかし、2位のV・ファーレン長崎はジュビロ磐田とのアウェーゲームに0-1で敗れた。これにより長崎は自動昇格圏内の2位こそ維持したもの勝ち点63にとどまり、勝ち点57に伸ばして7位となった磐田との勝ち点差は6に縮まった。
長崎を追う3位のジェフユナイテッド千葉は北海道コンサドーレ札幌を相手にホームで5-2の大勝。RB大宮アルディージャもホームでブラウブリッツ秋田に5-0の大勝で水戸、長崎を追う。
一方でベガルタ仙台はFC今治とのアウェーゲームに2-3で競り負けて勝ち点58にとどまった。徳島ヴォルティスとサガン鳥栖の一戦は0-0で引き分け、それぞれ勝ち点58と勝ち点57に。この3チームは痛い足踏みとなった。その結果、2位の長崎から8位の鳥栖まで勝ち点6差の大混戦で残り3試合となった。
J2では2位以内がJ1に自動昇格し、3位から6位はプレーオフにより3チーム目の昇格チームを争う。このトーナメントでは、リーグ戦の最終順位が上位のチームにホーム開催権や引き分けた場合でも突破する優位性が与えられる。
次節には、昇格を決める可能性のある水戸と大宮が直接対決し、第37節では長崎と水戸や、大宮と徳島が激突する注目カードも組まれている。最終節では徳島と長崎、鳥栖と磐田といった上位の順位決定に大きく影響しそうな対戦もあり、予断を許さない展開が続いていきそうだ。
















