欧州1部が日本人大学生を「呼ぶかも」 トライアル中も…監督が高評価「最高の一人」

21歳の末谷誓梧がスウェーデン1部ユールゴーデンのトライアルに訪れている
スウェーデン1部ユールゴーデンが、日本人選手の獲得に強い関心を示しているようだ。DF小杉啓太が在籍するなか、ヤニ・ホンカヴァーラ監督は「興味深い市場だ」と明言。スウェーデン「Fotbollskanalen」が報じている。
【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら
ユールゴーデンは昨年、湘南ベルマーレ下部組織出身の小杉を獲得。今年3月にはGK権田修一が練習に参加したほか、現在は21歳のMF末谷誓梧(京産大)がトライアルに訪れている。日本人選手との縁が深まるなか、ホンカヴァーラ監督はさらなる選手の視察を示唆した。
同監督は「我々はもう一人日本人選手を(トライアルに)呼ぶかもしれない。我々はそこに目を開いている。様子を見よう」と言及。日本のマーケットを高く評価している様子をうかがわせた。
市場の魅力について問われたホンカヴァーラ監督は「そうだ。大学側から来た啓太を見てほしい。あのレベルは興味深いし、それは興味深い市場だ」とコメント。大学サッカーのレベルにも注目していると語った。
ただし、積極的ながらも慎重な姿勢も見せている。「しかし、我々にはすでに多くの外国人選手がいるので、誰を連れてくるかについては非常に賢くある必要がある」と、外国人枠の問題を指摘している。
現在トライアル中の末谷について、ホンカヴァーラ監督は好印象を抱いている。「彼は我々のトライアル選手の中で最高の一人だ。彼は準備ができていると感じるし、良い状態にある。非常にシャープだ」と称賛した。
さらに「彼は2週間ここにいる予定だ。様子を見よう」と前置きしつつ、「技術的にもフィジカル的にも非常に良く見える。有望だ」と、そのポテンシャルに期待を寄せている。
一方、末谷の練習参加について小杉は「少し奇妙な感じがする」と笑いながらコメント。「彼は私より2歳年上なので、例えば彼に何かを翻訳するときは少し奇妙だ。彼は私より年上なので、敬語を使う。そういうことが少し面白い」と、新鮮な心境を明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















