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レスター岡崎、地元紙が2年間で最低と酷評 「一人の選手が自身の史上最悪の試合だった」
ホームでトットナムに1-6大敗 岡崎は前半後に交代「バーディーを常に探し続けた」
現地時間18日、プレミアリーグ第37節レスター対トットナムが行われ、6-1でトットナムが大勝を飾った。レスターはホームで屈辱を味わう形となったが、英地元紙「レスター・マーキュリー」は「一人の選手が自身の史上最悪の試合だった」というタイトルで特集。単独最低評価とされた日本代表FW岡崎慎司はレスターでの2年間で最低のパフォーマンスと酷評された格好だ。
試合は前半25分、トットナムの韓国代表FWソン・フンミンからの折り返しをイングランド代表FWハリー・ケインが先制ゴールを挙げ、同36分にはソン・フンミンが追加点をゲット。レスターは後半14分にDFベン・チルウェルが1点を返したものの、その4分後にケインにこの日2点目を決められると、トットナムの勢いに飲まれる。同26分にソン・フンミン、そして同43分とアディショナルタイムにはケインに決められ、6失点の大敗を喫した。
ケインが4得点、ソン・フンミンが2得点とトットナム自慢のアタッカーが火を吹く一方、岡崎はハーフタイム、イングランド代表FWジェイミー・バーディーは後半33分に途中交代と不発に終わった。特に同紙の採点では6失点を喫した守備陣が軒並み「5点」の低評価を受けているが、岡崎にはさらに厳しい「4点」が与えられている。
寸評では「シティ戦のように試合に入ることができず、バーディーを常に探し続けることになってしまった」と記されている。第36節マンチェスター・シティ戦では難易度の高いボレーシュートを叩き込んで今シーズンのリーグ戦3ゴール目をマークした岡崎だったが、トットナム戦では完全に消えてしまったと指摘された。
岡崎にとって今季はキャリア初のUEFAチャンピオンズリーグ出場、そしてリーグ戦では降格危機によるクラウディオ・ラニエリ前監督の解任など紆余曲折のあったシーズンとなったが、21日の最終節ボーンマウス戦こそ来季につながる形でシーズンを終えることはできるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images