久保建英、金星も複雑「もうちょっと行きたい」 45分予定も…後半7分交代で「痛みなく」

シャドーでスタメン出場した久保建英【写真:徳原隆元】
シャドーでスタメン出場した久保建英【写真:徳原隆元】

0-2からの歴史的逆転劇、後半7分交代の久保が胸中を明かす

 日本代表は10月14日に行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で歴史的な初勝利を飾った。先発出場したMF久保建英は試合後、「親善試合は親善試合。喜ぶところは喜んで、これで安心しないようにしたい」と語り、この一戦を総括した。

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 日本は前半26分にDFパウロ・エンリケ、同32分にFWガブリエウ・マルティネッリにゴールを許し、0-2で前半を折り返す苦しい展開。しかし後半7分、MF南野拓実が敵陣でボールを奪い1点を返すと、直後に久保と交代で入ったMF伊東純也が躍動。後半17分に伊東のクロスからMF中村敬斗が同点弾を決めると、同26分には伊東のCKをFW上田綺世が頭で叩き込み、一気に試合をひっくり返した。

 後半の反撃の狼煙が上がった直後にピッチを退いた久保は、「元々45分、無理して60分って感じだったんですけど、もうちょっと行きたいなって感じですね」と、もっとプレーしたかったという本音を明かした。2失点後も「こっちも一発あるぞっていうの見せとかないと、完全に流れをひっくり返せない」と、前半から積極的に仕掛けていた自負がある。その上で、「きょうはカタールの時とは全然個人の気持ち的には違うかなと思います」と、逆転勝利につなげたチームを称えた。

 久保自身、「やっと久しぶりに試合中に痛みなくプレーできた」とコンディションの回復に手応えを得た一戦でもあった。歴史的勝利にも浮かれることなく、「完成してるチームって世界を見まわしてもほとんどない。日々進化していけるってことはプラスに捉えたい」と冷静にチームの現在地を見つめる。そして、「勝ったっていう事実は喜んで、次にまた11月もいいチームと試合があると思うんで、切り替えてやっていきたい」と、さらなる戦いへ視線を向けた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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